2歳になって色々なことに興味津々の我が子は、最近何でも「じぶんでやる!」と言い始めました。自分でやりたいと主張することは“自立への第一歩”と聞いていたので、とても嬉しかったのですが、時間の無いときはもう大変…!「ハイ、これ靴下!」「違う違う、こっちが右で…」とつい焦って手を出したくなってしまいます。
でも、なるべくできることを増やしてあげたいと考えた筆者は、つい手をだしたくなる衝動を我抑え、子どもの「できた」を育てようと実践中です。そこで今回は、子どもが「じぶんでやる!」と言い出したときの、我が家の対応策についてご紹介したいと思います。
時間には余裕を持って準備を始める
外出するときや来客の予定があるときなど、忙しい時に限って「じぶんでやる!」と言いだす我が子。以前は「今は時間がないから、ママがやってあげる」とほとんど筆者がやっていましたが、その姿勢を一変しようと決意。とにかく予定があるときは、1時間くらい前から子どもの準備にとりかかることにしました。
着替えの場合は「まず靴下をはいてごらん」と靴下を渡し、子どもが挑戦している間に自分の準備にとりかかります。靴下をはけたら次はセーター、セーターが着られたらズボン、というようにその都度手渡しをしながらうまくできないところは手を貸して修正し、次を渡すという流れです。
自分の準備をしながらも子どもをしっかり目線上に置きながら、「おててはどこから通すかな?」などとアドバイスの声かけをするように心がけています。この方法でやると、子どもが着替え終わる頃に、筆者自身も外出の準備が整うようになりました。
テレビは消す
準備をする時にテレビをつけていては、全く何もはかどりません。子どもはついついそっちに目が行ってしまい、夢中になってしまうので、我が家ではお出かけ前はテレビを消して音楽をかけるようにしています。BGMは「いないいないばぁっ!」や「おかあさんといっしょ」などで耳にする曲を使い、一緒に歌を歌いながら、楽しい気分で準備ができるよう工夫しています。
とにかく褒める!
靴下が片方はけたら「靴下はけるなんてすごいね!もう片方もはけるかな?」、おむつ替えを嫌がらずすんなり来てくれたら「わあ!〇〇ちゃんがすぐにママのところに来てくれてうれしい!」となんでも細かく褒めるようにしています。
準備を「嫌なもの」「面倒なもの」と思わせないために、「ちょっとがんばっただけなのに褒めてもらえた」と嬉しい気持ちがふくらんで、次もやってみようと思ってもらえるような声かけをするように心がけています。