社会人として働いていると、仕事の状況などから、妊娠に関わらず体調が悪くても休みにくいものです。とくに妊娠初期は、流産も心配な時期であり、妊娠の報告ができないままつわりが始まり、色々と悩んでいる人もいるかもしれません。
職場の状況や置かれている環境は一人ひとり違いがあり一概には言えませんが、周りのサポートは必要不可欠。だれかに相談をして、まずは心の負担を軽くすることも大切なのかもしれません。
「つわりについて」産科・婦人科 マミーズクリニックちとせ/院長 島田茂樹先生コメント
つわりは軽いうちに改善しなければ日に日に悪くなるという傾向があります。そして悪くなると経口摂取もできなくなる、つまり食べられない、飲めないという他に、薬やサプリメントすら飲めなくなるということを意味します。
そのため、つわりは軽いうちに改善させることが非常に重要だと考えています。妊娠初期は赤ちゃんを授かった喜びを感じて、毎日を幸せに過ごしていただきたい時期。つわりが軽減されて笑顔のお母さんが増える世の中になることを祈っています。
■つわりにはビタミンB6が有効
いくつかの論文で、ビタミンB6がつわりに有効だとする報告があります。日本産婦人科ガイドラインの2017最新版では、つわりの緩和には、ビタミンB6を投与するという治療法が記載されています。2014年度では“投与を考慮する”となっていましたが、この3年で“考慮する”から“投与する”と一段進んでいます。一方、アメリカでは2015年から既にビタミンB6の投与は推奨レベルAです。
当クリニックでも、つわりがある方に、ビタミンB6を25mgと、葉酸400マイクログラム(0.4mg)が入ったサプリメントを1日量として5日間、摂取していただき、吐き気がどうなるかというテストを20名の方にさせてもらいました。その結果、70%の方で吐き気が改善、65%の方で食欲の改善がみられています。
そのため、つわりは軽いうちに改善させることが非常に重要だと考えています。妊娠初期は赤ちゃんを授かった喜びを感じて、毎日を幸せに過ごしていただきたい時期。つわりが軽減されて笑顔のお母さんが増える世の中になることを祈っています。
■つわりにはビタミンB6が有効
いくつかの論文で、ビタミンB6がつわりに有効だとする報告があります。日本産婦人科ガイドラインの2017最新版では、つわりの緩和には、ビタミンB6を投与するという治療法が記載されています。2014年度では“投与を考慮する”となっていましたが、この3年で“考慮する”から“投与する”と一段進んでいます。一方、アメリカでは2015年から既にビタミンB6の投与は推奨レベルAです。
当クリニックでも、つわりがある方に、ビタミンB6を25mgと、葉酸400マイクログラム(0.4mg)が入ったサプリメントを1日量として5日間、摂取していただき、吐き気がどうなるかというテストを20名の方にさせてもらいました。その結果、70%の方で吐き気が改善、65%の方で食欲の改善がみられています。
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