ロングセラーのダイエット食品『マイクロダイエット』を展開するサニーヘルス株式会社が、調査レポート『パンにはバターを塗るべし?新糖質制限ダイエットの方法』を公開しました。
今、大流行中の「糖質制限ダイエット」「炭水化物抜きダイエット」。
呼び名は糖質、炭水化物と異なりますがこれらはほぼ同義語で、主食であるお米やパン、麺類など糖質の多い食品をできる限り食べないようにするという、非常にシンプルなダイエット法です。
ただ、糖質制限はやめた途端にリバウンドする可能性が非常に高いです。とはいえ、リバウンドしないように一生糖質制限を続けるのは無理がありますよね。
呼び名は糖質、炭水化物と異なりますがこれらはほぼ同義語で、主食であるお米やパン、麺類など糖質の多い食品をできる限り食べないようにするという、非常にシンプルなダイエット法です。
ただ、糖質制限はやめた途端にリバウンドする可能性が非常に高いです。とはいえ、リバウンドしないように一生糖質制限を続けるのは無理がありますよね。
しかしながら、糖質の摂取量を減らすことばかりが、糖質制限ダイエットではありません。
ご飯やパンを通常通り食べながら、糖質制限ダイエットを行うという方法があるのです。そんな逆説的な「新糖質制限ダイエット」の方法を身に付ければ、食欲と戦い続けるよりもぐっと楽にダイエットをすることが可能に!?今回はその術をご紹介します。
ご飯やパンを通常通り食べながら、糖質制限ダイエットを行うという方法があるのです。そんな逆説的な「新糖質制限ダイエット」の方法を身に付ければ、食欲と戦い続けるよりもぐっと楽にダイエットをすることが可能に!?今回はその術をご紹介します。
糖質制限ダイエットの仕組み
まず、糖質制限をすることでなぜダイエットができるのかということをご説明します。
糖質を摂取すると血糖値が上がりすい臓からインスリンが分泌され、糖をエネルギーとして筋肉や臓器、脳などに送る一方で、使われなかった糖は中性脂肪に換えて体に溜め込みます。これが、体に脂肪がつく理由の一つです。
血糖値の上がり方が急であればあるほどインスリンが多量に分泌されるため、「糖が余っている=脂肪に変換して溜め込まなければ」と体が判断してしまいます。糖の余剰分が出ないように、運動などでエネルギーを消費すればよいのでは?と思うかもしれませんが、ここで注目したいのが、インスリンのもう一つの働きです。
運動をすると脂肪の分解を助けるホルモンが分泌されるのですが、インスリンがたくさん分泌された状態にあると、このホルモンの働きを阻害してしまうのです。つまりインスリンは、脂肪を蓄えつつしかも使われるのを防いでいるということです。
そうした状態にならないようにするには、血糖値の急上昇を抑えることが最も重要です。糖質の摂取量を減らすことで血糖値の急上昇を防ぐのが、糖質制限ダイエットの仕組み。
そして今回ご紹介するのは、糖質量を制限することなく血糖値の上昇を防ぐ方法です。
糖質を摂取すると血糖値が上がりすい臓からインスリンが分泌され、糖をエネルギーとして筋肉や臓器、脳などに送る一方で、使われなかった糖は中性脂肪に換えて体に溜め込みます。これが、体に脂肪がつく理由の一つです。
血糖値の上がり方が急であればあるほどインスリンが多量に分泌されるため、「糖が余っている=脂肪に変換して溜め込まなければ」と体が判断してしまいます。糖の余剰分が出ないように、運動などでエネルギーを消費すればよいのでは?と思うかもしれませんが、ここで注目したいのが、インスリンのもう一つの働きです。
運動をすると脂肪の分解を助けるホルモンが分泌されるのですが、インスリンがたくさん分泌された状態にあると、このホルモンの働きを阻害してしまうのです。つまりインスリンは、脂肪を蓄えつつしかも使われるのを防いでいるということです。
そうした状態にならないようにするには、血糖値の急上昇を抑えることが最も重要です。糖質の摂取量を減らすことで血糖値の急上昇を防ぐのが、糖質制限ダイエットの仕組み。
そして今回ご紹介するのは、糖質量を制限することなく血糖値の上昇を防ぐ方法です。
油とタンパク質が血糖値上昇を抑える
ご飯だけ、パンだけなど糖質を単体で食べるよりも、脂肪やタンパク質と一緒に食べるほうが血糖値の上昇を抑えられることが、海外の研究により分かっています。どちらも血糖値を下げるインスリンの分泌を促すホルモンが働き、血糖値の上昇を抑えます。サラダ油等ではなく、なるべく質の良い脂肪を摂ることも重要なポイントです。
注意点としては、脂肪の量が多すぎるとカロリーオーバーになり太る原因となってしまうので、あくまでも積極摂取ではなく「ちょい足し」程度に考えましょう。
注意点としては、脂肪の量が多すぎるとカロリーオーバーになり太る原因となってしまうので、あくまでも積極摂取ではなく「ちょい足し」程度に考えましょう。
・お米
糖質とタンパク質を同時に摂取できる卵かけご飯、納豆ご飯、卵や油を使うチャーハンのほうが、血糖値の急上昇を抑えられます。
・パン
バターやオリーブオイル、ココナッツオイルなどを塗って食べるほうが、血糖値が上がりにくいです。バターは「バターコーヒーダイエット」で一躍名が知れ渡った、放牧され草を食べて育った牛のミルクから作られる「グラスフェッドバター」がおすすめ。一般的なバターよりもグラスフェッドバターのほうが、脂肪の質が良いためです。
・パスタ
油分の少ない和風パスタよりも、オリーブオイルが主体となるペペロンチーノのほうが、血糖値は上がりにくいです。加熱時は普通のオリーブオイル、調理後にかける場合や非加熱で使用するなら、エクストラバージンオリーブオイルが良いでしょう。
・そば、うどん、ラーメン
そば、うどんなら具なしではなく、天ぷら(脂肪)、きつね(タンパク質)を選びましょう。ラーメンならチャーシューや卵を付けます。
糖質とタンパク質を同時に摂取できる卵かけご飯、納豆ご飯、卵や油を使うチャーハンのほうが、血糖値の急上昇を抑えられます。
・パン
バターやオリーブオイル、ココナッツオイルなどを塗って食べるほうが、血糖値が上がりにくいです。バターは「バターコーヒーダイエット」で一躍名が知れ渡った、放牧され草を食べて育った牛のミルクから作られる「グラスフェッドバター」がおすすめ。一般的なバターよりもグラスフェッドバターのほうが、脂肪の質が良いためです。
・パスタ
油分の少ない和風パスタよりも、オリーブオイルが主体となるペペロンチーノのほうが、血糖値は上がりにくいです。加熱時は普通のオリーブオイル、調理後にかける場合や非加熱で使用するなら、エクストラバージンオリーブオイルが良いでしょう。
・そば、うどん、ラーメン
そば、うどんなら具なしではなく、天ぷら(脂肪)、きつね(タンパク質)を選びましょう。ラーメンならチャーシューや卵を付けます。
GI値の低い主食を食べる
穀類は高糖質ですが、その中でも太りやすいものとそうでないものがあります。その指標となるのが「GI値」です。
GI値とは、食べ物が体内に入り血糖値を上昇させるスピードを数値化したものです。同じ量の糖質が含まれていたとしても、食べ物の種類により血糖値が上がるスピードは異なり、GI値が高いほど血糖値上昇スピードが早い=太りやすい、低いほど血糖値上昇が穏やか=太りにくいのです。
例えば、白米よりも玄米や雑穀米のほうがGI値が低いので、同じ量のご飯を食べるのであれば後者を選ぶことで血糖値の上昇が抑えられます。
GI値とは、食べ物が体内に入り血糖値を上昇させるスピードを数値化したものです。同じ量の糖質が含まれていたとしても、食べ物の種類により血糖値が上がるスピードは異なり、GI値が高いほど血糖値上昇スピードが早い=太りやすい、低いほど血糖値上昇が穏やか=太りにくいのです。
例えば、白米よりも玄米や雑穀米のほうがGI値が低いので、同じ量のご飯を食べるのであれば後者を選ぶことで血糖値の上昇が抑えられます。
以下の主な主食を参考に、なるべくGI値の低い主食を選びましょう。
※カッコ内はGI値です。
白米(88)/餅(85) 赤飯(77)/玄米(55)/雑穀米(55)
食パン(95)/フランスパン(93)/全粒粉パン(50)/ライ麦パン(55)
うどん(85)/そうめん(80)/パスタ(65)/ラーメン(61)/そば(54)
※カッコ内はGI値です。
白米(88)/餅(85) 赤飯(77)/玄米(55)/雑穀米(55)
食パン(95)/フランスパン(93)/全粒粉パン(50)/ライ麦パン(55)
うどん(85)/そうめん(80)/パスタ(65)/ラーメン(61)/そば(54)