これまでの記事では『イヤイヤ期の原因』『イヤイヤ期の対応の仕方』についてお伝えしてきました。
イヤイヤ期は子どもの成長の証であり、親御さんに認められているという安心感、その安心感や自分でできたといいう満足感から自己肯定感が高まる大切な時期です。
その一方で、大変さゆえに、ついつい好ましくない対応をしてしまう親御さんもいらっしゃいます。今回は、イヤイヤ期の子どもを育児中の現役保育士が「イヤイヤ期のよくない対応の仕方」についてお伝えします。
イヤイヤ期は子どもの成長の証であり、親御さんに認められているという安心感、その安心感や自分でできたといいう満足感から自己肯定感が高まる大切な時期です。
その一方で、大変さゆえに、ついつい好ましくない対応をしてしまう親御さんもいらっしゃいます。今回は、イヤイヤ期の子どもを育児中の現役保育士が「イヤイヤ期のよくない対応の仕方」についてお伝えします。
これはダメ!イヤイヤ期の子どもにやってはいけないNG対応
お子さんのことを否定したり、無視するような対応の仕方は良くありません。早く落ち着かせたいという思いもわかりますが、しっかりとお子さんと向き合うことが大切です。
これからその理由を具体的に説明していきます。
これからその理由を具体的に説明していきます。
大きな声で怒るのはNG!
なかなか泣き止まなかったり愚図られると、イライラしてしますよね。だからと言って大きな声で怒っても効果はありません。逆に、大きな声にびっくりして、愚図りが悪化してしまうことも。
どうしても泣き止まない、愚図りが収まらずイライラしてしまう時は、深呼吸をして落ち着きましょう。また、少し離れたところへ行って冷静になるのも効果的です。
どうしても泣き止まない、愚図りが収まらずイライラしてしまう時は、深呼吸をして落ち着きましょう。また、少し離れたところへ行って冷静になるのも効果的です。
他のもので誤魔化したり、子どもの言いなりになるのはNG!
子どもが癇癪を起こした時に、何かを与えることで誤魔化したり、要求に応じて与え続けたりすることは、望ましい対応ではありません。なぜなら、子どもは泣いたり怒ったりすれば何かが得られると学習してしまうからです。
何かを買い与える場合は、「おもちゃはお誕生日やクリスマスなどのイベントのみ」「おやつはおやつの時間のみ」「○○のお買い物が終わったらおやつを買いに行こう」など、事前に約束を決めておくことが重要です。
何かを買い与える場合は、「おもちゃはお誕生日やクリスマスなどのイベントのみ」「おやつはおやつの時間のみ」「○○のお買い物が終わったらおやつを買いに行こう」など、事前に約束を決めておくことが重要です。
子どもを突き放すなど、無視をするのもNG!
「子どもが癇癪を起こしている時は無視しておけばいい」と言われたことはありませんか?ここで勘違いして欲しくないのは『突き放して無視すること』と『様子を見守ること』は全く違うということです。
突き放されてしまうと、子どもは「自分のことをみてくれない」と感じてしまいます。泣き続けている子どもを放置するのではなく、しばらく様子を見てみましょう。それでも泣き止まない場合は、抱っこするなどスキンシップを取って落ち着かせてあげてください。
落ち着いたら、「どうしたかったの?」「○○したかったの?」と子どもの思いを聞いて受け止める声掛けをしてくださいね。