2023年7月23日 更新

【徹底解説】“ガムトレ”でフェイスラインを引き締める!歯科衛生士が教えるガムの噛み方とメリット

フェイスラインのたるみに悩む方に朗報です!“ガムトレ”を続けるとフェイスラインがスッキリと引き上がる効果が科学的に証明されました!他にも、ガムを噛むことで得られる沢山のメリットを【徹底解説】します。

ガムを噛むメリットが研究で次々と明らかに!

近年、「ガムを噛むこと」には、様々なメリットがあることが次々と研究で明らかになっています。眠気覚ましのためや口臭ケアのために噛む人が多いと思われますが、「ガムを噛むこと」のメリットはそれだけではありません。
【健康】
ストレス軽減・免疫物質増加
自律神経を整える
etc.…

【美容】
カロリー消費量アップ・フェイスライン改善
頭皮血流アップ
etc.…

【スポーツ】
フィジカルコンディショニング
メンタルコントロール

【子どもの発育】
お口ポカン対策
テスト成績アップ
etc.…


このように、健康・美容・スポーツ・子どもの発育等あらゆることにおいて様々なメリットがあるのです。自律神経の乱れやストレス、フェイスラインのたるみや毛髪など、様々な悩みを「ガムを噛むこと」が助けてくれます。手軽に誰でも簡単に取り入れられる「ガムを噛むこと」、みなさんもぜひ日常に取り入れてみませんか?

【健康】ガムを噛むと幸せになれる♡ストレス軽減・免疫物質増加・自律神経の安定に影響

「噛むこと」は非常に大切です。近年では、口腔周りや全身の不調リスクを対策できるどころか、様々なメリットまで得られることが明らかになってきています。
そこでここからは、研究で明らかになっているながら対策に最適な「ガムを噛むこと」の健康へのメリットをご紹介します。

・セロトニン神経を活性化する
「噛む」というリズム運動によりセロトニン神経が刺激され、「幸せホルモン」と呼ばれる「セロトニン」分泌が増加し、自律神経の調節、覚醒作用、集中力を高めたりする作用などにつながります。

・ストレスを軽減する
日常生活や仕事、試験期間中などにガムを噛んでもらうと、ストレスや不安感、気分の落ち込みを低減する作用などが報告されています。

・免疫物質を増加させる
唾液や粘膜で分泌される免疫物質「免疫グロブリンA(IgA)」は細菌やウイルス、花粉などアレルゲンなどと結合して体内への侵入を防いでいますが、慢性的なストレスにより唾液中で減少すると報告されています。ガムを継続的に「噛むこと」で唾液中へのIgA濃度が増加することが明らかになっています。

・自律神経を整える
ガム咀嚼を2週間継続することで、自律神経バランス・気分状態を改善することが確認されました。

【美容】ガムを噛んで美しくなれる!?カロリー消費・頭皮血流がアップ!

「ガムを噛むこと」は美容においても役立つことがわかっています。普段、なかなか美容に時間もお金もかけられないという人は多いのではないでしょうか。「ガムを噛むこと」は手軽にながらでできるため、非常におすすめです。

・カロリー消費量アップ

食後にガムを噛むことで、タブレットを摂取した場合と比較した食後のエネルギー消費量が4時間にわたって増加することが確認されました。食事1回あたりの消費増加は平均19.2kcalですが、1日3食、1年間に換算すると、一般的なガムのカロリーを差し引いても、年間約2kgの体重抑制効果につながる可能性があります。また、別の研究では、歩行中にガムを噛むと歩行速度が増加し、カロリー消費が高まることや座ってる時にガムを噛むとカロリー消費が増加することも報告されています。


・頭皮血流アップ

ガムを噛んでいる時と噛んでいない時の頭皮血流を測定した結果、ガム咀嚼により頭皮血流が増加することが確認されました。
また、1日のガム咀嚼時間が30分以上の人は、30分未満の人と比較して頭頂部の髪の毛が有意に太いという結果が得られています。


・フェイスラインが引き上げられる

8週間に渡りガムを噛んでもらったところ、ガムを噛んでいた人は噛まなかった人と比較して、左右のフェイスラインの角度が上がったことがわかりました。ガムを噛むことによる咀嚼筋などへの作用がフェイスラインの引き締めや顎下のたるみに影響を及ぼした可能性が考えられます。

【スポーツ】心身ともに良い効果、パフォーマンス向上に影響!

プロ野球選手をはじめとしたトップアスリートがプレー中にガムを噛んでいる様子を見たことがある方は多いのではないでしょうか?「ガムを噛むこと」は集中力アップのためだけではありません。「噛むこと」は大変重要で、バランス能力や瞬発力の強化などに影響し、パフォーマンスの向上に繋がる可能性があることがわかっています。

【フィジカルコンディショニング】

・静的バランスの強化
ガムを噛むことで静的バランス※が整うことがわかっています。
静的バランスが低いことは運動中の膝のケガのリスクになることなどが報告されています。
※静的バランス=動かない状態を保ち続けるための能力

・瞬発力の強化
ガムを噛むことで、ジャンプ力が高まります。また、女子中学生で、スタートダッシュが速くなることも報告されています。

【メンタルコントロール】

・集中力・判断力アップ
ガムを噛むことで、認知機能を司る前頭前野の血流がよくなり、集中力と判断力が高められます。

・リラックス効果
噛むという「リズム運動」により、「セロトニン」の分泌が増加することでストレスが低減し、精神の安定にも繋がります。
また、緊張すると口の中が乾くことがありますが、ガムを噛むことにより口を潤すことができます。

【子どもの発育】お口ポカンの子どもが増加、口周りの筋肉を動かして対策を!

「噛むこと」は子どもの発育にとっても非常に重要です。日本の子どもの約3割に、日常的に口が開いてしまう「お口ポカン」=口唇(こうしん)閉鎖不全の症状があることが、新潟大学などの研究グループの調査で分かっており、口周りの筋肉を意識的に動かすなど対策が必要です。他にも運動や勉強にも役に立つことがわかっています。

・口腔発達

「お口ポカン」は、お口周りの筋力が弱いことなどが原因で起こり、口の健康だけではなく、生活まで悪影響を及ぼします。
子どもたちのお口周りの筋力低下の原因としては、やわらかい食べ物が増え食事で噛む回数が減っていることが挙げられます。このお口ポカンの状態を改善するためには、口を閉じる習慣を身につけたり、口を閉じたり舌を動かす筋肉のトレーニングが重要です。フーセンガムトレーニングが口腔機能やお口ポカンの改善に役に立つことがわかっています。

・テストの点数

中学生を対象にした研究では、14週間継続的にガムを噛みながら勉強することで、ガムを噛まないで勉強した子どもたちより、数学テストの点数の増加が大きかったことが報告されています。脳が活発に働くことで注意力や集中力が向上することもわかっています。

・足の速さ

中学生の女子生徒で、継続的にガムトレーニングした子どもたちの方が、ガムトレーニングをしなかった子どもたちより、スタートから10mの足の速さが約0.1秒速くなったことが報告されています。
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