2024年5月8日 更新

【年齢別】子どもの保育園登園しぶり、嫌がる理由と親がするべき対応とは?

忙しい朝、「行きたくない!」と駄々をこねる子どもにイライラしてしまうこともありますよね。慣れない環境への不安は当然わかるけど、仕事は待ってくれない…そんな時、どうすればいいのでしょうか?

子どもからのSOSサインを見逃さない!

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子どもの行きしぶりが起きた時にどのように子どものSOSを読み取ったらよいのでしょうか。

目に見える現状の裏には、実は目に見えない数倍の原因が潜んでいる可能性があります。自分のストレスや葛藤を言葉にして伝えることが難しい子どもには、チック症状や頻尿などの体のサインや、行きたがらない、叩く、噛むなどの問題行動を通してSOSを発信しているケースもあるのです。大人の役割は、子どもが発するそうしたサインを手掛かりに、子どもの声なき声を理解してあげることです。

しかし、SOSを言葉や態度で発信できない子どもの方が、より注意が必要です。たとえ行きしぶりが無かったり、具体的な不満を訴えたりしなくても、園では頻繁に叱られているなど、見えないところでストレスを抱えているケースも少なくありません。

そのため、親が日常的に保育園との関わりを持って、すぐにそういった状況をキャッチしていくことも重要となります。

子どもが登園拒否した時の、親の対処法

受け止めながら送り出してあげる

まずは子どもの気持ちを受け止めてあげることが大切です。「いやだったね」「くやしかったね」など、子どもの気持ちに寄り添い、共感を示しましょう。

その上で、大人が心配しすぎてしまうと、更に子どもの不安感を煽ることになってしまうので、できるだけ深刻にならず、さらっと受け止めて送り出してあげるのがよいでしょう。

園での様子が見えなければ保育者に相談

保育園で頑張っているから家では存分に甘えてみたり…。しかし、家での子どもの顔が、保育園でも同じとは限りません。必要に応じて、保育園の先生に子どもの様子を聞いてみるのもいいでしょう。

それによって家での対応策も変わってきます。状況に合わせて、先生と上手くコミュニケーションも図り、子どもにとって一番いい対応をしていきましょう。

「いや」=「やりたくない」とは限らない

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乳幼児期は、様々な感覚が過敏な状態にある時期です。不安感の強い感覚の過敏な子ほど、何かをやる前に「いや」となってしまう傾向にあります。しかし、大人がそれを理解せず叱ってしまうと、さらに嫌がって逆効果になることもあります。

「いや」は必ずしも「やりたくない」という意味ではなく、「やりたいけどやり方がわからなくていやだ」ということもあります。このような場合、周りの大人は丁寧に「できる」ように手を差し伸べてあげて、成功体験を重ねていくことが大切です。

子どもの「いや」の真意を理解し、寄り添いながら、親も安心して保育園に子どもを預けてお仕事に行けるといいですね。

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にゃー にゃー

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