2019年8月28日 更新

知っておきたい!不妊治療で行う検査と費用〜体外受精・顕微授精〜

お金の負担も、通院や治療による体の負担も増す体外受精は、毎周期を大事に進めることが重要です。体調や心の面を含めて、自分に一番合うやり方を考えながら医師と相談して治療に臨みましょう。

受精卵(胚)を培養する

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受精卵は、子宮内に近い環境に整えられた培養器の中で培養されます。受精卵は2日目には4分割、3日目には6〜8分割と、分割を繰り返して成長します。

自然妊娠では、受精卵が卵管から子宮に到達するのは5日目頃です。その胚盤胞という状態まで培養してから移植するとプラス2万円〜です。

胚を子宮に移植

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受精卵の孵化を助けるAHAを行うこともあります。AHAは、着床前の受精卵が孵化しやすくするために表面の透明帯を切開したり薄く削る方法です。費用は約3万円です。
受精した胚は、2〜5日の間に子宮に戻します。超音波で確認しながら膣から子宮にカテーテルを挿入し、1〜2個の胚を移植。受精卵が余った場合は凍結保存します。

着床を助けるホルモン剤を補充

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受精卵の着床と成長をしっかりサポートするために、黄体ホルモン剤を使用(保険適用外で約2000円)。血液検査でホルモン値を調べ、薬の種類や量を決定します。
黄体ホルモン剤には、飲み薬、注射、貼り薬などがあり、個人の状態に合わせて処方され、薬の量や期間、費用も様々です。

妊娠判定

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受精卵を移植してから2週間後に、妊娠しているかどうかを血液検査などで確認。妊娠している場合は、黄体ホルモン剤を続けて投与します。

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