2019年8月22日 更新

メディアでも話題の絵本作家“ヨシタケシンスケ”さんの魅力~笑える、でも考える~

最近メディアでよく取り上げられている絵本作家、ヨシタケシンスケさんの作品の魅力をご紹介します。

最近、『このあとどうしちゃおう』という本が本屋さんの絵本コーナーで平積みされている光景を目にしたり、「王様のブランチ」などのTV番組でヨシタケシンスケさんという絵本作家のインタビューをみたことがありませんか?

我が家でも1年ほど前からブームになっているのですが、今回はそんなヨシタケシンスケさんの作品の魅力をご紹介したいと思います。

りんごかもしれない

ヨシタケシンスケ/さく

ヨシタケシンスケ/さく

あるひ がっこうから かえってくると…
テーブルの うえに りんごが おいてあった。

…でも…もしかしたら
これは りんごじゃないのかもしれない。
たった1個のりんごから、「よくここまで考えるよっ!」って突っ込みをいれたくなるくらい色んなことを想像していく絵本です。

ちょっと難しくいうと「哲学への第一歩」と言える本かもしれません。

かといってとっつくにくい絵本というわけではなく、読み聞かせしていて爆笑してしまいました。

ヨシタケシンスケさんの本を初めて読んだのはこの『りんごかもしれない』なのですが、1回目読んだ時から、家族全員心をわしづかみにされました。

2013年度のMOE絵本屋さん大賞受賞作です。
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ほんとうは ほかのものに なりたかったのかもしれない。
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うちの子どもが好きな「りんごの『いるかもしれない』きょうだいたち」。
「○んごはアウトやろー!」なんて言いながら楽しく読んでいます。

もうぬげない

ヨシタケシンスケ/さく

ヨシタケシンスケ/さく

ぼくのふくが ひっかかって ぬげなくなって
もう どのくらい たったのかしら。

このまま ぬげなかったら どうしよう…。
服がぬげなくなった男の子が、四苦八苦しながらも、「このままだってだいじょうぶだよ!」と超ポジティブに対策を考える『もうぬげない』。

私が読んだヨシタケさんの絵本の中では一番字数が少なく、インパクトも強いので、3歳くらいの小さいお子さんでも
楽しめるかな?と思います。

ただ、子供が真似して「もうぬげないごっこ」をやり始めたりするので注意して下さい。

うちの家にも三人くらいこの格好して歩いてる子がいました…。
 (34217)

絶望的な状況でも希望は捨てません!
 (34218)

私が好きなページ。なんだか笑いがこみあげます…。

ふまんがあります

ヨシタケシンスケ/さく

ヨシタケシンスケ/さく

わたしは いま おこっている。
なぜなら、おとなは いろいろとズルいからだ。

ちゃんと もんくを いって、ズルいのを やめてもらおう…。
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むっく むっく

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