2021年12月22日 更新

大切な人に贈りたい!大人も心に染みる「大好き」が伝わる絵本

優しいイラストと言葉で綴られた絵本は子どもだけでなく、大人の心にも響きます。今回は実際に読んでみてほっこりした「大好き」が伝わる絵本をご紹介します。

“絵本は子どものもの”そう思っていませんか?本屋さんで絵本を手に取ってみると、大人でも心に染みる優しい物語がたくさんあるんです。誰にでもわかるシンプルな言葉と優しいイラストに心が癒され、時には涙することも…。

そこで今回は、大切な人に贈りたい「大好き」が伝わる絵本をご紹介します。いつも側にいてくれるかけがえのない方へのプレゼントにもおすすめです。

「しろいうさぎとくろいうさぎ」(福音館書店)

しろいうさぎとくろいうさぎ

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とっても仲の良いしろいうさぎとくろいうさぎ。でもくろいうさぎが時々暗い表情を浮かべるように…。長年愛されている絵本です。
簡単にいうと、白いうさぎと黒いうさぎの結婚を描いた絵本です。いつも一緒で仲良しのうさぎたちですが、ある日から黒いうさぎが何度も考え事をし、暗い表情をするようになります。

大好きな相手と過ごすうちに「この楽しさはこれからも続くのかな」と考え、不安になる気持ち。そして「ずっと一緒にいたい」という祈りにも似た願い。一度でも誰かを愛しく思った経験のある人なら誰でも共感できる内容になっています。

対象年齢は4歳以上ですが、大人が読むことで改めて「結婚して一緒に生きていくっていいな」と思わせられます。初版は1965年ですが、今も変わらず愛されている絵本です。

「いちばんしあわせなおくりもの」(教育画劇)

いちばんしあわせなおくりもの

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お互いを思い合うくまとこりすの物語。優しい2匹の世界にぴったりのイラストも素敵です。
パステルカラーで描かれた絵本の主人公はくまとこりす。大好きなくまくんを喜ばせるために何か贈り物をしたいと考えるこりすですが、なかなかうまくいきません。くまくんが本当に喜ぶ贈り物は何なのか?お互いのことが大好きで大切という気持ちがひしひしと伝わってきます

。何よりもイラストが優しく、くまとこりすの愛情に満ちた世界観に、たくさんの幸せをもらいます。自分の中にある「本当の幸せ」とはなんなのか。そのことに気付かされる1冊です。私も初めて読んだ時に号泣し、以来、折に触れて読み返す大切な1冊になりました。

「どんなにきみがすきだかあててごらん」(評論社)

どんなにきみがすきだかあててごらん

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「大好き」比べが微笑ましい一冊。大切に思える相手がいるということがどれほど幸せなことかと気づかせてくれます。
チビウサギとデカウサギが、お互いにお互いのことがどれくらい好きかということを比べ合うストーリーです。何を引き合いに出してもデカウサギにかなわないチビウサギですが、2匹のやりとりに心がほっこりと温かくなります。
夫婦でも親子でも「好き」と思える相手がいることの幸せを感じさせられる1冊です。一緒にいることが当たり前になってくると、なかなか「好き」という想いを言葉にしなくなってしまいますが、時には素直に想いを告げようと思わせてくれますよ。

名前が入ったオリジナル絵本を作成することも!

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最近では名前が入ったオリジナルの絵本を作成し、プレゼントにするということも増えているようです。実は筆者も気になっているのが「ほしのゆめ」という絵本。これは単に名前を入れるだけでなく、相手の誕生日を入力することで星座の物語が作られ、イラストの一部にはなんと生まれた日に輝いていた星空が描かれるんだとか!お誕生日の夜に絵本を片手に夜空を眺めてみるのもいいですね。
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この記事のライター

星好きあこ 星好きあこ

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