『苦手な家事を強要されるようになった』
恐らく旦那さんは、今まであまり家事をしてこなかったのでしょう。それが“当たり前”だったはずなのに、「食器を洗って」「洗濯物を干して」「子供のおむつを替えてあげて」など、妻からの突然の要求に面食らっているかもしれません。
本来なら、出産前から産後の変化を想定しておくべきだったかもしれません。しかし、今からだって遅くはありません。“どうして2人で家事・育児をしなければならないのか”をしっかり話し合い、相互理解を深める努力をしていきましょう。
本来なら、出産前から産後の変化を想定しておくべきだったかもしれません。しかし、今からだって遅くはありません。“どうして2人で家事・育児をしなければならないのか”をしっかり話し合い、相互理解を深める努力をしていきましょう。
『夜の営みが減った(無くなった)』
妻に誘いを断られると、自分自身を拒絶されたように感じてしまう男性も多いようです。産後はホルモンバランスが崩れるため、女性は性欲が減退する傾向にあるといいます(※)。他にも、「会陰の傷が怖い」「子育てや家事(仕事)のストレスでそれどころではない」というママだっていますよね。
誘いに対して無理に応じる必要はありませんが、夫のプライドを傷付けないよう気を付けることは大切です。「まだ身体が回復していない」「産後はセックスへの関心が薄れてしまう」など、応じられない理由をはっきり伝えられるといいですね。
まとめ
株式会社カラダノートが2019年に行った調査(※)によると、「6割以上の母親が“産後クライシス(夫婦仲の冷え込み)”を経験している」ことが分かりました。「今まで通りの生活」から変われずにいる男性と、妊娠・出産を境に“母”になることを余儀なくされる女性。クライシス(重大局面)を生み出す原因は、そのギャップにあると考えられています。
その一方、「妻が明るくなった」「芯が強くなった」という、ポジティブな変化を感じながら、妻と共に変化していく男性もいます。妻のネガティブな変化ばかり気を取られるのではなく、妻の抱える重大な問題にまで目を向けて欲しいと願うばかりです。