高学年52名
自閉症スペクトラムタイプが30.8%、不明・分からない 28.9%、ADHDタイプと混合タイプ19.2%、定型発達タイプ 1.9%でした。
高学年になると第1位に「ゲームが長い・やめられない」が上がりました。
未就学・低学年では上位に入っていた「切り替えができない」「好きなことだけ集中する」といった困りごとが、高学年になると「ゲーム」という好きなことに変わり、切り替えのできにくさも「長い、止められない」という困りごととして引き継がれている様子が分かります。
発達タイプとしては、不明・分からないは未就学では46.7%、低学年では33.3%ですが、高学年では28.9%と減ってきています。また高学年では、自閉症スペクトラムタイプが30.8%と不明よりも割合が増えていることから、高学年になると比較的特性も明らかになってきていることが伺えます。
高学年になると第1位に「ゲームが長い・やめられない」が上がりました。
未就学・低学年では上位に入っていた「切り替えができない」「好きなことだけ集中する」といった困りごとが、高学年になると「ゲーム」という好きなことに変わり、切り替えのできにくさも「長い、止められない」という困りごととして引き継がれている様子が分かります。
発達タイプとしては、不明・分からないは未就学では46.7%、低学年では33.3%ですが、高学年では28.9%と減ってきています。また高学年では、自閉症スペクトラムタイプが30.8%と不明よりも割合が増えていることから、高学年になると比較的特性も明らかになってきていることが伺えます。
中学生28名
混合タイプ39.29%、ADHDタイプ25%、不明・分からない21.4%、自閉症スペクトラムタイプ 14.3%と発達タイプが不明な割合はさらに減っています。
中学生に入り、初めて「嫌なことに取り組まない」が上位に入り、「感情のコントロールが苦手・癇癪・パニックを起こす」が上位3位に入っていませんでした。
中学生に入り、初めて「嫌なことに取り組まない」が上位に入り、「感情のコントロールが苦手・癇癪・パニックを起こす」が上位3位に入っていませんでした。
中学生になると感情面では小学生の時よりも癇癪やパニックという形での困りごとは減っている可能性があります。それよりも学校から出る課題などで嫌なことに取り組まないという意思表示が見られている様子が伺えます。
高校生11名
1位 切り替えができない 54.6%
1位 好きなことだけ集中する 54.6%
1位 こだわり・マイルールがある 54.6%
1位 好きなことだけ集中する 54.6%
1位 こだわり・マイルールがある 54.6%
〈高校生の発達タイプ別内訳〉
自閉症スペクトラムタイプと不明・分からないが27.3%と多く、混合タイプは18.2%、ADHDタイプと学習障害タイプ、定型発達タイプは9.1%でした。
高校生は、「切り替えができない」「好きなことだけ集中する」「こだわり・マイルールがある」が第1位で半数以上の困りごとでした。
癇癪やパニックなど感情のコントロールの苦手さからの困りごとは高校生でも上位には入っていませんでした。
これらの結果から、癇癪やパニックなどの感情のコントロールの苦手さからの困りごとは学年が上がると解消されますが、未就学から高校までを通じて長期的に同じような困りごとがあるということが分かりました。
発達障害・グレーゾーンの子どもを育てる上で長く困りごとに向き合わなくてはいけません。特性による困りごとを学校という集団生活で学ぶよりも、ご家庭という一番安心できる環境で改善していくことが効果的です。
パステル総研とは?
子どもの発達に関するグレーゾーンの悩みごとを、大人に持ち越さないことを目指すリサーチ機関です。発達障害やグレーゾーンの正しい理解と対応を伝える事で、子どもたちが生きやすい時代を作るきっかけづくりをしています。パステルのお子さんを抱えるママの声をデータ化して、リサーチ結果を配信したり、ママが楽しく子育てできる情報を発信します。ママが困った時はいつでも、頼れるアイデアが湧き出てくる「4次元ポケット」になりたい!という想いで、日々のリサーチと情報発信を行っています。
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