2023年11月22日 更新

【ANAエアポートサポート】まさに神対応!国際線乗り継ぎで見せた最高のおもてなしとは

航空会社によって、高齢者や子連れなど、お手伝いが必要な搭乗者をサポートしてくれるサービスがあります。本記事では「まさに神対応!」と感動した、ANAの「エアポートサポート」の体験談を紹介します。

小さな子どもを連れて飛行機を利用するとき、「搭乗時間に間に合うだろうか」「忘れ物はないだろうか」など、何かと心配が尽きないものですよね。

特に国際線で乗り継ぎがある場合に、子どもを抱えてミルクやオムツ替えのタイミングを気にしながら、乗り継ぎ場所まで無事にたどり着けるのか、不安になる人も多いでしょう。筆者もそのうちの1人です。

そんな人たちをサポートしてくれるのが「エアポートサポート」です。航空会社によって内容は異なりますが、主に高齢者や1人で小さな子どもを同伴する搭乗者を対象に、チェックインや乗り継ぎのサポートを提供しています。

本記事では、そのうちの1つである、ANAの「エアポートサポート」を利用した筆者の実体験をお話します。

ANAエアポートサポートとは?

ANAホームページ (365448)

via ANAホームページ

ANAのエアポートサポート(※1)で受けられるサポートは、主に3つ。

  • チェックインカウンターから搭乗ゲートまで案内
  • 乗り継ぎカウンター、または乗り継ぎ便ゲートまで案内
  • 降機から到着ロビーまで案内

筆者はこれまでに、日本への一時帰国でこのサービスを2度利用したことがあります。

初めて利用したのは長女がまだ1歳になる前のころ。その時のサポートにとても満足し、「次の帰国も絶対にANAを利用しよう!」と思ったほどです。

大満足のANAエアポートサポート初体験

出産してから初めての帰国、しかも1歳前の乳児を連れ1人で飛行機を利用することに不安があり、サービスの良さに定評がある日系の航空会社を希望しました。実家から近い羽田空港に到着することに惹かれ、ANAの航空券を予約。そして、前述の「エアポートサポート」を電話で予約しました。

その時にお願いしたものは、以下の3点です。

  • 乗り継ぎゲートまでの案内
  • 機内で使用するベビーベッド
  • 子ども用の機内食(スペシャルミール)

この他に、搭乗当日に空港内で使用できるベビーカーの貸し出しや、機内では紙おむつ・粉ミルクの用意があるそうです。

無事に長時間のフライトを乗り切れるのか、不安を感じながらも、いざ出発!

子連れでも快適!エアポートサポートで乗り継ぎがスムーズに

帰国のためイタリアの空港を出発し、経由地のドイツ・ミュンヘン空港に到着すると、そこで待っていたのはANAの日本人女性スタッフでした。

テキパキと荷物を持ってくださり、筆者は娘を抱っこしてただ彼女の後を付いていくだけ。出国手続きも、比較的早く進むヨーロッパ圏のパスポート所持者用レーンに案内され、気が付くと乗り継ぎゲートまで到着していました。

今もあるのか分かりませんが、仮眠が取れる個室風のソファーがある待機スペースへと案内してくれ、そこでサポートサービスは終了。乗り継ぎに2時間程度あったと記憶していますが、本当にあっと言う間に乗り継ぎゲートに移動できたので、仮眠スペースで娘を遊ばせながら待つことができ、とても快適でした!

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2度目の利用で神対応を目撃!

2度目に利用したのは今から5年ほど前、当時3歳の娘と6ヶ月の息子を連れて、1人で日本へ一時帰国したときのことです。航空券を購入し、前回同様にエアポートサポートの予約をするために電話をしてみると、なんと予想外の答えが返ってきました。

「申し訳ありませんが、コードシェア便(※2)のため、エアポートサポートは対象外です」

頭が真っ白になりました。子ども2人を連れての乗り継ぎでも、エアポートサポートで楽勝!と安心しきっていたからです。 そのサポートがないなんて......今回はミュンヘンではなくフランクフルト空港、しかも乗り継ぎ時間はたったの1時間半!あんなに広い空港で乳幼児2人を引き連れ、1時間半で乗り継ぎなんて間に合わない!

なぜサポート対象外であったかというと、ANAが運航するコードシェア便を予約していたからです。ANAのホームページからではなく、航空券検索サイトから購入したため、コードシェア便であることに気付かなかったのです。これは、筆者自身がきちんと確認しなかったことによるミスなので、どうしようもありません。どうにかなるだろう......不安を残したまま出発当日を迎えました。

(※2)コードシェア便とは(独立行政法人国民生活センター)
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これぞ神対応!

乗り継ぎ先のフランクフルト空港では、飛行機から空港まではシャトルバスでの移動でした。そのバスへ乗り込むだけでも一苦労。子ども2人を連れたフライトは、とにかく荷物が多いのです!

少しでも早く移動できるようにと3歳の娘はベビーカーに乗せ、6ヶ月の息子は抱っこ紐。さらにリュックと手提げバッグを抱えてバスに乗り込むと、その時点で他の乗客を待たせていることに気付き、ますます不安が募りました

いざ空港に到着し、「よし、何とかするしかない!」と意を決してバスから降りると、なんとそこには、ANAの現地スタッフが待ち構えていました

その瞬間の驚きようは、想像してもらえるかと思います。乗り継ぎサポートは対象外であるはずなのに! 驚きと安堵感に浸る暇もなく、おそらくドイツ人の現地スタッフであろう彼女は、筆者から手早く荷物を引き取ると、さらにベビーカーも押し始めました。

そこからは人ごみをかき分けずんずんと進んでいき、スルッと出国ゲートを通り抜け、あれよあれよという間に乗り継ぎゲート到着!どの道をどうやって通ってきたのかを思い出せないくらい、本当にあっという間の出来事でした。

そしてお礼を言う間もなく、彼女はさっそうと持ち場へと帰って行ったのです。

今でも時々この日のことを思い出しますが、彼女のサポートがなければ、おそらく乗り継ぎゲートにたどり着けなかったでしょう。あれほど広い空港でたった1時間半の乗り継ぎ時間。1人では絶対に間に合わなかったと思います。

まさに「神対応」それ以外の言葉が見つかりません。

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この記事のライター

Hiromi Hiromi

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