2024年1月16日 更新

日本との違いは?フランスの幼稚園事情を現地在住ママが解説!

現在6歳になった娘がフランスの幼稚園に通っています。現地在住の筆者が、日本とフランスの幼稚園の違いについてご紹介します。

服装・持ち物は指定の物なし

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服装は、トイレの関係でサロペットのみ禁止されています。なので冬はブーツ、夏はサンダルにキャミワンピースなど遊びにくそうな服装の子も多いです。

娘の通う幼稚園では、水(ペットボトルか水筒)を持って来るように言われています。フランスの水は日本と違い硬水なので筆者は毎日持たせていますが、持って行かなくても特に何か言われることはありません。また、延長保育がある子はおやつ持参なので、リュックサック等の好きなかばんに入れて持って行きます。

学校から連絡プリントがある時に配られる連絡帳がありますが、保護者はサインするのみで毎朝子どもの様子を記入するようなものはありません。

学ぶ内容は?

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歌・絵・工作・外遊び・数字などのお勉強は、日本と変わらないと思います。毎バカンス前に勉強したプリントやノートを持って帰るので、子どもがどんな内容の勉強をしたか、どう書いてるか、また、先生からのスタンプ(よく出来た・手伝ったなど)で子どもが理解しているかどうかが分かります。
アルファベットの勉強は大文字から始め、年少時で自分の名前、少なくともイニシャルが書けるように目指します。年長時には小文字と筆記体の練習も始まり、また単語の読み方も習い始めています。

成績表

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年中からは成績表があります。地域によって内容は異なると思いますが、娘の成績表はすごく細かく内容が書かれていて、出来るようになったら○を書いてもらえ、先生からのコメントもあるのですが、娘の様子など親としても同意する所が多く、きちんと子どもを見ている印象です。

行動表

中に入れないので実物は見ていませんが、教室にtableau de comportement(行動表)と言うのが貼ってあります。何色かに分かれていて、良い振る舞いの子は青色、お喋りが多いと緑色…など子どもの振る舞いによって先生が変えます。1番下の色になると保護者の呼び出しになるみたいです。
また、一時期でしたが子ども達が降園時に小さなカードを持っている時がありました。友人のフランス人ママに聞くと、「その日お利口な子が先生からもらえるカード」とのこと。よく見ると持っていない子もちらほら…。日本人の筆者としては驚きましたが、周りのフランス人にとっては自分達が子どもの時からあった普通なことのようです。
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この記事のライター

Mei Mei

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