2019年8月26日 更新

初めてのママが気になる!予防接種の分類と受け方・種類まとめ

様々な感染症から赤ちゃんを守るために強い味方になる「予防接種」を間違いなく受けるために知っておきたい!予防接種の分類と受け方・種類についてまとめました。

生後一ヶ月の健診が終わり、外出の機会が増える赤ちゃん。

外に出るのと同時に、様々な感染症から赤ちゃんを守ることも考えなければなりません。そこで強い味方になるのが「予防接種」です。

予防接種には勧められる度合いなどによって分類がありますが、初めてのママにはなかなかわかりづらいもの。そこで今回は、予防接種の分類と受け方・種類についてご紹介します。

予防接種の分類

<定期接種>

法律によって“予防接種を受けるように努めなければならない”とされているのが「定期接種」です。国や自治体が接種を強く勧めていて、決められた期間内なら公費負担により、無料または一部負担で受けることができます。

定期接種に分類されている病気は、感染力が強かったり重症化しやすいなどの心配があるため、特に予防したい病気です。
<任意接種>

希望者が自費で受ける予防接種が「任意接種」です。任意接種の対象になるのは、重症化や合併症、後遺症などの恐れがある病気も多いので、できるだけ接種することが望ましいといえます。

例えば日本では、水疱瘡やおたくふかぜは任意接種ですが、アメリカでは定期接種の対象となっています。このように、任意=予防接種を受けなくても良い程度の病気 ととらえるのは間違っています。

予防接種の受け方

<集団接種>

接種に適した年齢になった赤ちゃんが、地方自治体ごとに決められた日時・会場に集まって受ける予防接種が「集団接種」です。ワクチンの接種方法の特性や同時期に接種したほうが効果的なものがこの集団接種の方法で行われます。
<個別接種>

かかりつけの小児科や病院で個人で受ける予防接種が「個別接種」です。赤ちゃんの体調に合わせて日程を選べ、いつも診てもらっている病院・医師に接種してもらえるメリットがあります。

ワクチンの種類

<生ワクチン>

生きた病原体の毒性をごく弱くしたものが「生ワクチン」です。接種により病気に軽く感染させることで、その病気に対する免疫力をつけます。体内で病原体が増えるため、接種後4週間は他の予防接種は受けられません。

▶ BCG、ポリオ、麻疹風疹混合(MR)、おたふく風邪、水疱瘡 など
<不活化ワクチン>

死んだ病原体の毒素を無毒化して作ったのが「不活化ワクチン」です。病原体が体内で増えず効果が弱いため、複数回の接種が必要です。接種後1週間経てば他のワクチンを接種できます。

▶ 三種混合、Hib、肺炎球菌、インフルエンザ、B型肝炎 など
<トキソイド>

細菌が作る毒素だけ取り出し、かつ無毒化したものが「トキソイド」です。不活化ワクチンと同じく、免疫をつける効果が弱いため複数回の接種が必要です。接種後1週間で他のワクチン接種が可能です。

▶ 三種混合
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