2019年1月21日 更新

子供の集中力ってどうしたら身につくの?

取り組んでも物の数分で投げ出してしまう…、遊んでしまう…。“集中する”ってどう教えたらいいの?

一つの事に取り組んでみても、長くは向き合っていられない。好きな事なら投げ出さないのに…と悩まれているお母さんはことあるごとにそのテーマの壁にぶつかってしまうのではないでしょうか。そんなテーマに向き合ってみます。

子供の集中力は求められないの?

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絵本を読む、折り紙をする、机に向かう、音楽を聴く…、年齢を重ねる分色んな事が出来る様になてくる子供も、極端に好きな事には集中する、興味がない事には取り掛かっても投げ出してしまう、そんな光景は日常でもよく見受けられます。

私の息子もヒーローものに関しては延々と図鑑を見ていられたり人形遊びをしていられたりするのに、折り紙やぬりえ、手元に細かな作業を要する事は五分もしないで投げ出しています。
「やる」と自分で始めたら、目標までは頑張ろうよと誘ってもあからさまにつまらなそうな顔をする始末で、段々と「そんなに楽しくないならやめた方がいいのでは」とこちらが言いたくなる程です。

好きな事には集中出来ているのだからそんなに心配しなくてもいいかとも思う中で、食事中に席を立つ、遊ぶ、お友達と観ているアニメを突然消して他の遊びを始める…奔放過ぎる姿勢にこれではいかんと何事にも集中を求める様になりました。

そもそも、子供に集中しろと言って出来るの?言葉が通じてるなら少しくらい頑張ってくれてもいいのでは?と親側が頭を抱える様になりました。

そもそも集中出来ない理由は?

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子供が集中出来ない理由に、よく親の遺伝だからと言う言葉を聞いたりもします。
親が集中出来ない子供時代だったから、自分の子も当然…。その可能性の有無は肯定も否定も出来ませんが、遺伝よりもその子の環境が集中力には大きく響きます。

・子供部屋が常に散らかっている
・不規則な睡眠、偏る食事
・家の中の喧嘩や生活音が常にある
・厳しすぎる躾
・家族との接触が少ない
・運動不足


生活音で気が散る、あちこちにおもちゃがあって気が散る、ストレスから気持ちが不安定な時が続く。これらの外的要因は少なからず影響します。また、食事や睡眠と言った生活習慣は脳の発達に深く関係してくるので、きちきちっとした生活ではなくてもある程度の規則性はあった方がいいでしょう。
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また、これらの要因とは別に先天性の病気が原因になる事もあります。

ADHD(注意欠陥多動性障害)や自閉症スペクトラムなどの先天性の障害は、今では広く認知される様になってきたので、見聞きしてる事も多いかと思います。関連した特徴の一つとして「集中力が続かない」と言う事もあります。

だからと言って神経質になりすぎて、集中力が続かないからとこれらの病気とすぐに結び付けたりはせず、発達の過程ではよく見受けられる個性なのか障害なのか、しっかり見極める必要があります。

他にも心配な面が目立つ場合、気になる場合は専門の病院や近くの専門知識を持ち得る保健師さんなどに相談してみましょう。ただし、その場合障害自体に神経質になり過ぎて過度な偏見を持たず、正しい知識をしっかりと学ぶ事が必要です。

『年齢+1分』からスタート!

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一般的に大人でも集中力が持続できるのは1時間程度。幼児の場合、集中できるのは『年齢+1分』程度と言われています。

3歳なら4分、10歳なら11分、…この計算で行けば一時間集中して欲しければ59歳!?なんて思いがちですが、大人になれば自分で工夫努力をして集中力を継続できるので、ある程度自分の事を管理出来る様になればいくらでも集中力は継続していけます。

ですが、子供の場合はその工夫努力、いわゆる気分転換が自力では出来ません。集中するために息抜きと言う仕組みはまだまだ身についていないのですから、何が何でも終わるまで机に向き合っていなさいと言うのは根本的に無理なのです。

なので大人のサポートは必要不可欠になってきます。

サポートは手探りからでOK

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大人のサポートと言っても、ただ隣で眺めていればいいわけではなく

・一緒になって取り組む
・一緒に楽しいと思える空気で取り組む
・結果ではなく集中出来た事を褒める


事がとても大事になってきます。

例えば、折り紙を始めた時に、「お母さんも一緒にやろうかな」「何を折る?」「何色のうさぎにしようかなあ」と子供の発想の答えを取り入れながら取り組むと、自然と子供も「僕は(私は)何色の何を折ろうかな?」と考え始めます。

出来た作品に一緒に顔を書いたり、子供を先生に見立てて「ここ分からないから教えて?」「どうしたらそんな風に上手に折れるかな」と、時々困った様子で聞くと教えてあげようと言う意欲がプラスされ一緒に取り組む事を楽しめます。

例えば手順が違っても、大人の思う様なものに仕上がらなくても、「そこはそうじゃないよ」「もっときちんと仕上げようよ」と注文を付けると楽しい空気は泡の様に消えてしまいます。

親としてちゃんとしたものを作らせたい気持ちは当然ですが、ここは当初の目標の『集中してもらう』を思い出して、結果ではなく長く取り組めた事を沢山褒めてあげると、満足感を覚えて次に繋がります。大人でもせっかく頑張った時間を、結果がダメだったからとため息つかれれば、落ち込みます、それと一緒ですね。

取り組む事柄、子供の性格、それぞれを考えて探りながらサポートしていくと自然とどんな空気が子供の集中力を伸ばせるのか見えてきます。昨日よりも一分続けばそれは大きな成果です。
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このまとめのキュレーター

K K

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