2023年9月12日 更新

こんなときどうすればいいの?子どもの困った行動解決法『物を投げる・暴言を吐く』

我が子のあんな行動やこんな行動・・・困った行動にどう対処すればいいの?今すぐ実行できる効果的な解決法・対処方法をご紹介します。

我が子のあんな行動やこんな行動など・・・困った行動にどう対処すればいいのか、ママは悩んでしまうことがありますよね。そんな時に今すぐ実行できる効果的な解決法があるんです!今回は『物を投げる・暴言を吐く』の際の対処方法をご紹介します。

子どもの「物を投げる・暴言を吐く」原因は?

子どもの発達段階によるもの
子どもは、言葉で自分の気持ちを表現する力が未熟なため、物や人に当たって自分の気持ちを表現しようとすることがあります。また、自我が芽生え、自分の思うようにできないことにイライラしたり、怒ったりして、物を投げたり、暴言を吐いたりすることもあります。

親の育て方や家庭環境によるもの
親が子どもに暴言を吐いたり、物を投げたりしている場合、子どもはそれを真似して同じような行動をとることがあります。また、親が子どもを叱りつけたり、怒鳴ったりばかりしていると、子どもはストレスを感じて、物を投げたり、暴言を吐いたりすることがあります。

子どもの性格や気質によるもの
子どもの性格や気質によっては、物や人に当たる行為を好む傾向があります。また、子どもが不安や緊張を感じている場合、物や人に当たって自分の気持ちを表現しようとすることがあります。

発達障害などの障害によるもの
発達障害の子どもは、感情をコントロールすることが難しい傾向があります。また、自閉スペクトラム症の子どもは、自分の気持ちを言葉で表現することが苦手なため、物を投げたり、暴言を吐いたりすることがあります。

子どもの物を投げる・暴言を吐く解決法

子どもの気持ちを理解する
子どもが物を投げたり、暴言を吐いたりするときは、まず子どもの気持ちを理解することが大切です。子どもが何に怒っているのか、何に不安を感じているのかを、子どもの表情や言葉から読み取りましょう。

言っていいこと・いけないことの理由を教える
子どもはどんな言葉が人を傷つけるのか、教えられなければわかりません。子どもが「バカ」「死ね」「うざい」「きもい」などと悪態をついたら、子どもに暴言や物を投げることののデメリットについて教えましょう。暴言や物を投げると相手を傷つけてしまうこと、相手に怒らせてしまうこと、自分自身が罰せられてしまうことを、その子の年齢に合わせて分かりやすく教えましょう。
子どもと話し合う
腹が立ったときに、叩く、暴言を吐くといった行動の替わりに何ができるか、子どもと話しをします。子どもがひとりで思いつかなければ一緒に考え、「~することもできるよね」などヒントを出してあげましょう。

子どもの心身の健康状態をチェックする
心身の健康状態の問題から問題行動を起こしている可能性もあります。子どもの心身の健康状態をチェックし、問題があると感じた場合は、ひとりで悩まず専門家に相談しましょう。
叱る
「叱る」といっても感情的になってはいけません。叱るという行為は「あなたなら叱られている理由が理解できるはず」という信頼感を子どもに示すことでもあります。子どもが誰かを叩いてしまったときの効果的な叱り方を紹介します。

・その行動をやめるように言う ⇒ 「叩くのをやめなさい」
・その行動がよくない理由を説明する ⇒ 「叩かれると痛いでしょ」
・どうするのがいいかを教える ⇒ 「腹が立ったら、その場から離れるといいよ!」


また、叱るときは、以下のようなNG行為は避けましょう。

・大声で怒鳴る
・暴言を吐く
・人前で叱る
・本人ではなく、親族や友人を叱る
・過去の失敗を持ち出す
・脅したり、恐怖を与えたりする

まとめ

日々、育児に奮闘するママ。我が子が困った行動をしたとき、どうすれば子どもを尊重した言葉と態度で穏やかに対処できるかを知っておき、適切な振る舞いができるようにしておきましょう。
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