2024年2月2日 更新

親子で『歌う』ことで能力アップ!子どもの身体に与える驚きの効果とメリット

子どもは歌や音楽が大好きです。今回は、リトミック講師をしている筆者が日頃感じている「親子で一緒に歌う」ことのメリットについて、具体的なエピソードを交えながらご紹介したいと思います。

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みなさんは、日頃歌っていますか?
筆者は幼い頃から歌うことが大好きなのでよく歌っていますし、歌がない生活は考えられません!それくらい歌うことが大好きです。
皆さんの中にも、疲れたり、嫌なことがあった時、"ストレス発散にカラオケで歌う"という方も多いのではないでしょうか?思いっきり歌うと、心も体もスッキリしますよね!実は、そのメカニズムにはちゃんとした理由があったのです。

歌でストレス発散できるのは、脳内で【幸せホルモン】が分泌されるから

歌うと副交感神経が優位になるだけではなく、セロトニンやドーパミン、エンドルフィンといった「幸せホルモン」が分泌されます。これらのホルモンは精神安定の効果があり、幸福感や満足感を感じやすくなると言われています。
このように、歌った後は「幸せホルモン」が分泌されることによって、スッキリしたような、満たされたような気持ちになるのです。

これの効果は大人も子どもも同じですので、健康のためにも、ぜひ生活に"歌"を取り入れていただきたいなと改めて思いました!

そこで今回は、このことを踏まえながら、「親子で一緒に歌うことで子どもの体に起こるメリット」を3つご紹介していきたいと思います。

親子で歌うメリット①情緒の安定

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子どもは、ママのことが大好きです。
ママの声が大好きです。
ママのぬくもりが大好きです。

そんなママと一緒にひとつの事を楽しみながらすると、子どもの気持ちは、うれしさと楽しさ、そして安心感で満たされます。

実際に筆者が親子リトミックをする時には、必ず歌を歌うことから始めます。最初は緊張していた子どもたちも、音楽が始まってママにリズムをとってもらいながら一緒に歌っていくうちに、あっという間に穏やかな表情に変わっていきます。その表情は、まさに安心感そのものです。

"ママが一緒だから大丈夫"
"ママが楽しそうにしているから大丈夫"
"歌うのが楽しくなってきたから大丈夫"

きっとこんな感情が芽生えているのだと思います。

子どもの情緒を安定させる上でいちばん大切なことは、心の中に"安心感"がある状態を作ることだと考えています。子どもたちが初めて安心感という感情を知るのは、おそらく親に対してでしょう。

親への安心感を知っていることは、今後穏やかに生きていくことや人格の形成にも繋がってくると思っています。だからこそ、幼少期に親子で触れ合うこと、一緒にひとつのことをすることがとても大切な時間になってくるのです。

そして、歌うことで、セロトニンやドーパミン、エンドルフィンといった"幸せホルモン"が分泌されることは前にご紹介しましたね。親子で一緒に歌を歌うことは、人生を健やかに生きるための"心の土台作り"だと言えるのではないでしょうか。

親子で歌うメリット②記憶力アップ

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脳科学的には、記憶力アップに興味や好奇心は不可欠だとされています。これは興味や好奇心が発生すると、脳内ではドーパミンという物質が分泌されるためです。脳内物質であるドーパミンには、記憶の定着を促す効果があるとされています。

楽しいという感情は、興味や好奇心を持つ最初の扉です。

子どもは音楽や歌が大好きです。大好きなママと一緒に大好きな歌を歌う時間は楽しさそのものです。そうすると、自然とその歌を覚えようとしていきます。

歌は、歌詞だけでなくリズムや音階も覚えなければ歌えません。しかし、子どもはそんなことまで意識せずに、楽しさの中で歌を歌えるようになっていきます。
その過程では、歌詞・リズム・音階…といった要素に対する好奇心から、脳内ではドーパミンが分泌され、とても活性化されているでしょう。結果として、記憶力が向上する効果が期待できるのです。
子どもがなんとなく歌い始めたら、『きっと今、ものすごく頭が活性化して成長しているんだ!』と喜んであげてくださいね♪
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