「オレンジページくらし予報」では、国内在住の成人女性を対象に「お弁当」について調査を実施。春は、新生活とともにお弁当を作りはじめる人も多い時期。SNSには美しい手作り弁当の画像がたくさん投稿されていますが、みんなの「スタンダード」はどんなものか、手作り弁当派の本音と、今どきのお弁当事情を探りました。
<アンケート概要>
調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の成人女性(有効回答数920人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年2月22日〜2月27日
調査対象:オレンジページメンバーズ・国内在住の成人女性(有効回答数920人)
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019年2月22日〜2月27日
お弁当を「週5回以上」作る人47.8%、作るのは「自分」や「夫・パートナー」のため
まず、普段お弁当を作っている頻度をきいてみると、「週5回以上」47.8%、「週3~4回」20.5%。合計すると、週の半分以上お弁当を作っている人は、なんと70%近く。思っている以上に、お弁当を作っている頻度は高いようです。
お弁当を作る相手は、「自分」53.7%、「夫・パートナー」51.2%、「子ども」43.9%。ちなみに、同居中の子どもがいる人に限定すると、「子ども」が76.0%にジャンプアップ。ママさんの4人に3人がお弁当作りをしていることが明らかになりました。
お弁当を作る理由をきいてみると、「お金の節約のため」が52.2%で飛び抜けて多く、「健康のため」37.3%、「手作りのほうがおいしいから」37.0%、「家族に頼まれたから」29.1%と続きます。
「余った食材やおかずを食べきりたいから、お弁当を作っています」(30代・フルタイム)といった節約志向の人もいれば、「子どもが塾に通っているため、夕食用の『塾弁』が欠かせません」(40代・商工自営)、「夫の職場の近くには飲食店がないから」(50代・パート)など、家族のために作る人も。
節約や家族のためといった、はっきりとした目的があるからこそ、週5回ものお弁当作りを続けられるのかもしれません。
お弁当を作る相手は、「自分」53.7%、「夫・パートナー」51.2%、「子ども」43.9%。ちなみに、同居中の子どもがいる人に限定すると、「子ども」が76.0%にジャンプアップ。ママさんの4人に3人がお弁当作りをしていることが明らかになりました。
お弁当を作る理由をきいてみると、「お金の節約のため」が52.2%で飛び抜けて多く、「健康のため」37.3%、「手作りのほうがおいしいから」37.0%、「家族に頼まれたから」29.1%と続きます。
「余った食材やおかずを食べきりたいから、お弁当を作っています」(30代・フルタイム)といった節約志向の人もいれば、「子どもが塾に通っているため、夕食用の『塾弁』が欠かせません」(40代・商工自営)、「夫の職場の近くには飲食店がないから」(50代・パート)など、家族のために作る人も。
節約や家族のためといった、はっきりとした目的があるからこそ、週5回ものお弁当作りを続けられるのかもしれません。
よく作るのは、おかずがほぼ茶色の「じみ弁」&ボリュームたっぷりの「のっけ弁」
お弁当作りについて、もっとも困っていることは「メニューのマンネリ化」68.4%。朝は時間が限られているので、バラエティに富んだものにするのはなかなか大変。そこで、わが家の定番を決めてしまうことで、メニューを考える悩みを解消する人も。
「うちの弁当は、水曜日はハンバーグの日! 焼き魚の日も設けようか、ただ今検討中」(40代・フルタイム)、「うちの弁当は、『おにぎらず』が定番。手軽に食べられて、中身をいろいろ変えるられるのでおすすめ」(50代・専業主婦)など、楽しい「我が家流」アイディアが並びました。
ちなみに、お弁当に入れるおかずの品数は、「3品」33.8%がトップ。僅差で「4品」31.3%と続き、メインおかず+副菜2~3種類を入れている人が多いことがうかがえます。
「普段作るお弁当」を聞いてみると、1位はおかずがほぼ茶色の「じみ弁」37.9%。「じみ弁」を作っている理由は、「節約のため」と答える人が目立ちます。「昔からの定番、塩けがあってご飯が進むおかずや、子どもの好きなものをメインにすると、茶色い弁当に」(30代・専業主婦)など、見栄えよりも家族の好物を入れることを優先したいという声もあがっていました。
2位は「のっけ弁」34.6%。ご飯をしきつめ、上におかずをのせるだけなので詰め方やメニューに悩む必要がなく、簡単にできるのが人気のよう。「高校男子の大きな弁当箱を埋めるために、見た目より量で勝負。焼肉やそぼろなどを白米の上に乗せ、ご飯をたくさん食べられるようにするのがモットー」(40代・パート)など、ボリューム重視の人から支持が集まりました。
「うちの弁当は、水曜日はハンバーグの日! 焼き魚の日も設けようか、ただ今検討中」(40代・フルタイム)、「うちの弁当は、『おにぎらず』が定番。手軽に食べられて、中身をいろいろ変えるられるのでおすすめ」(50代・専業主婦)など、楽しい「我が家流」アイディアが並びました。
ちなみに、お弁当に入れるおかずの品数は、「3品」33.8%がトップ。僅差で「4品」31.3%と続き、メインおかず+副菜2~3種類を入れている人が多いことがうかがえます。
「普段作るお弁当」を聞いてみると、1位はおかずがほぼ茶色の「じみ弁」37.9%。「じみ弁」を作っている理由は、「節約のため」と答える人が目立ちます。「昔からの定番、塩けがあってご飯が進むおかずや、子どもの好きなものをメインにすると、茶色い弁当に」(30代・専業主婦)など、見栄えよりも家族の好物を入れることを優先したいという声もあがっていました。
2位は「のっけ弁」34.6%。ご飯をしきつめ、上におかずをのせるだけなので詰め方やメニューに悩む必要がなく、簡単にできるのが人気のよう。「高校男子の大きな弁当箱を埋めるために、見た目より量で勝負。焼肉やそぼろなどを白米の上に乗せ、ご飯をたくさん食べられるようにするのがモットー」(40代・パート)など、ボリューム重視の人から支持が集まりました。
理想のお弁当を100点とすると、自分のお弁当は59.1点!?
「お弁当を作るときによく使っているもの」は、1位「前の晩などの残ったおかず」64.5%、2位「市販の冷凍食品」52.1%、3位「ふりかけ・海苔」47.4%で、残りものやストック食材を上手に活用している様子がわかります。ただし、この「前の晩のおかず」と「市販の冷凍食品」に対しての思いは、ちょっと違いがあるようです。
「前日のおかずを詰めることに、抵抗感はありますか」という問いには、「抵抗感がない」が62.3%なのに対し、「冷凍食品を詰めること」には、「抵抗感がない」が49.5%で、10%以上の開きがありました。冷凍食品をよく利用しているにも関わらず、「できれば手作りしたい」と思っている人も一定数いることが透けて見えます。
「前日のおかずを詰めることに、抵抗感はありますか」という問いには、「抵抗感がない」が62.3%なのに対し、「冷凍食品を詰めること」には、「抵抗感がない」が49.5%で、10%以上の開きがありました。冷凍食品をよく利用しているにも関わらず、「できれば手作りしたい」と思っている人も一定数いることが透けて見えます。
「こんなお弁当を作りたいという基準を100点とすると、あなたのお弁当は何点くらいですか」とたずねたところ、1位は「70点」22.6%、2位「60点」20.4%、3位「50点」18.0%。平均点は「59.1点」となり、やや自己採点が厳しいようにも感じます。
「0~40点」と答えた低評価層と、「80~100点」と答えた高評価層とで違いを分析してみると、高評価層のほうが「当てはまる」と答えた人が、「野菜を入れるなど、栄養バランスを整える」という項目で19%、「品数は多めにして、見栄えのよいお弁当にする」、「市販品はできるだけ使わず、手作りする」といった項目で30%以上多いことがわかりました。
とはいえ、どの層でも「がんばりすぎず、無理をしない」と答えた人が90%以上。お弁当作りを続けるコツとして、「おかずを多めに作り、お弁当サイズにして冷凍」(40代・パート)、「疲れたときは、『明日は休弁当日です!』と家族に宣言」(40代・フルタイム)といった声も。凝りすぎず、マンネリでも「おいしいければOK!」くらいの気持ちでいることも大切なのかもしれません。
「彩りや栄養バランス、予算や好き嫌いに対応できるのは、世界中で母弁当だけ」(50代・専業主婦)という回答がありました。世界的にも、日本のいろいろなおかずが詰まったお弁当は「BENTO」として注目されていますが、それを支えているのは家族のため、自分のために作っている女性たちの日々の努力と愛情。悩みつつも、お弁当に工夫をこらす健闘ぶりが印象に残る調査となりました。
「0~40点」と答えた低評価層と、「80~100点」と答えた高評価層とで違いを分析してみると、高評価層のほうが「当てはまる」と答えた人が、「野菜を入れるなど、栄養バランスを整える」という項目で19%、「品数は多めにして、見栄えのよいお弁当にする」、「市販品はできるだけ使わず、手作りする」といった項目で30%以上多いことがわかりました。
とはいえ、どの層でも「がんばりすぎず、無理をしない」と答えた人が90%以上。お弁当作りを続けるコツとして、「おかずを多めに作り、お弁当サイズにして冷凍」(40代・パート)、「疲れたときは、『明日は休弁当日です!』と家族に宣言」(40代・フルタイム)といった声も。凝りすぎず、マンネリでも「おいしいければOK!」くらいの気持ちでいることも大切なのかもしれません。
「彩りや栄養バランス、予算や好き嫌いに対応できるのは、世界中で母弁当だけ」(50代・専業主婦)という回答がありました。世界的にも、日本のいろいろなおかずが詰まったお弁当は「BENTO」として注目されていますが、それを支えているのは家族のため、自分のために作っている女性たちの日々の努力と愛情。悩みつつも、お弁当に工夫をこらす健闘ぶりが印象に残る調査となりました。
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