「公園」は、子どもが思いっきり体を動かして遊ぶことができる大切な空間です。特に赤ちゃんにとっては、公園を訪れる人の会話や動物たちの発する鳴き声などの音、季節によって変わる草花のにおい、遊具を使うことで生まれる体の動き…など、室内では体験できない五感が育つ魅力がたくさんあります。今回は、赤ちゃんが公園遊びを楽しむポイントをまとめました。
公園遊びを楽しむ3つのポイント
①子どもの心地よさを大切に
「〇〇をさせるために公園に行く」と課題優先では、公園遊びが不快なものとなってしまいます。これは将来的に体を動かすことがイヤになってしまう芽をつくるようなものです。公園遊びは、子どもの心地よさを大切にしましょう。
②公園そのものを楽しむ
ブランコにすべり台にジャングルジム、それぞれ遊具には魅力がありますが、赤ちゃんにとっては遊具よりも公園という場で得られる五感の刺激が、発育発達の面からはたいせつな要素です。まずは“公園そのもの”を楽しみましょう。
③ベビーカーに乗せっぱなしにしない
ねんねの時期でも、それ以降ならばなおのこと、ベビーカーに乗せっぱなしにせず、抱っこしたりレジャーシートを敷くなどして、いつもとは違った刺激を与えてあげましょう。風を感じる、葉っぱに触れるだけでも楽しい経験が増えます。