夏に向けて段々と暑くなるこれからの季節は、一段と気になる“ニオイ”。
そんな気になるニオイを取るために、消臭コーナーに足を運んでみるものの、「種類が多くて選べない!
そんなあなたにオススメしたいのが「炭」です。
そんな気になるニオイを取るために、消臭コーナーに足を運んでみるものの、「種類が多くて選べない!
そんなあなたにオススメしたいのが「炭」です。
「炭」の種類
炭は、焼く時の温度と焼き方によって、大きく3種類に分類されます。
白炭(しろずみ)
硬い材質の木を1000℃以上の高温で焼いた硬い炭。樹種としては、馬目樫(ウバメガシ)が代表的で、皆さんお馴染みの「備長炭」がこれです。
他にも、楢(なら)・樫(かし)の炭もあり、「備長炭焼き」と謳われるように、高級燃料として有名です。
黒炭(くろずみ)
焼く際の温度が400~700℃と、低い温度で作った柔らかい炭。茶道やバーベキューの炭などに利用されています。
樹種としては、クヌギや樫(かし)で、調湿・消臭に適していて、コスト的にも手頃なので、建材用としても幅広く使われています。
竹炭(ちくたん)
竹を焼いて炭にしたもの。1000℃以上の高温で焼いたものは、木炭と同じく多孔質で、白炭の数倍、黒炭の10倍の消臭・調湿効果があると言われます。
そのため、粒状にした竹炭は寝具や土壌改良剤としても活用されています。
「炭」の効果
「炭」には、多孔質という小さな孔が多数あいているのが特徴です。この細かい無数の孔があることによる効果が、実は沢山あるんです。
調湿作用
via weheartit.com
炭の内部にある小さな無数の孔が、水分を吸着したり排出したりすることによって「調湿作用」を発揮します。
消臭効果
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炭は湿気を吸収し、悪臭の原因となるカビ・ダニ・雑菌・害虫などの発生を防ぐため、イヤな匂いを消してくれます。
有害な物質を吸着
via weheartit.com
炭の内部の小さな無数の孔が、物質を吸着する力があるため、人体に有害な化学物質(ホルムアルデヒド・ダイオキシンなど)を吸着してくれます。
さらに、無数の孔が微生物の棲家となり、有害物質を分解してくれるともいわれています。
さらに、無数の孔が微生物の棲家となり、有害物質を分解してくれるともいわれています。