特定の食物によって、じんましんや湿疹、下痢、嘔吐、鼻水、せき、呼吸困難などの症状が出ることを「食物アレルギー」といいます。
症状の重さには個人差があり、痒みを感じる程度のものから、血圧低下のショック症状(アナフィラキシーショック)を起こしてしまう重篤な場合も…。
どんなことに気をつけるべきなのか?むやみに怖がるのではなく「食物アレルギー」について知っておくことが大切です。
症状の重さには個人差があり、痒みを感じる程度のものから、血圧低下のショック症状(アナフィラキシーショック)を起こしてしまう重篤な場合も…。
どんなことに気をつけるべきなのか?むやみに怖がるのではなく「食物アレルギー」について知っておくことが大切です。
食物アレルギーを起こしやすい食品は?
乳幼児期に特に多いのは「3大アレルゲン」と呼ばれる、鶏卵・牛乳&ミルク・小麦です。赤ちゃんに加工品を与えるときは、これらが含まれていないかどうか、表示をしっかり確認するようにしましょう。
【小麦】
パン・うどん・中華めん・スパゲッティ・洋菓子の一部(ラスク、カステラなど)、麩など
【牛乳・ミルク】
ヨーグルト、チーズ、バター、生クリーム、一般の調製粉乳、洋菓子の一部(アイスクリーム)など
【鶏卵】
卵料理、マヨネーズ、洋菓子の一部(クッキー・ケーキ・アイスクリーム・プリンなど)など
パン・うどん・中華めん・スパゲッティ・洋菓子の一部(ラスク、カステラなど)、麩など
【牛乳・ミルク】
ヨーグルト、チーズ、バター、生クリーム、一般の調製粉乳、洋菓子の一部(アイスクリーム)など
【鶏卵】
卵料理、マヨネーズ、洋菓子の一部(クッキー・ケーキ・アイスクリーム・プリンなど)など
厚生労働省:政策レポート(食品のアレルギー表示について)
厚生労働省が表示を義務づけている食品7品目、表示義務を推奨している18品目も要注意!こちらを参考にしてみて下さい。
赤ちゃんに初めての食材を与える時に注意したいポイント!
①初めての食材は“他の食材と混ぜない”
アレルギー反応が出たときに、原因となる食材を特定するためにも、初めての食材は他の食材と混ぜずに単品で与えるようにしましょう。
アレルギー反応が出たときに、原因となる食材を特定するためにも、初めての食材は他の食材と混ぜずに単品で与えるようにしましょう。
②初めての食材は平日の午前中に与える
初めての食材は、一口だけにして様子を見ましょう。万が一症状が現れたら、すぐ受診できるように平日の午前中に与えるのがマストです。
初めての食材は、一口だけにして様子を見ましょう。万が一症状が現れたら、すぐ受診できるように平日の午前中に与えるのがマストです。
③初めての食材は機嫌がいいときに
アレルギー反応のせいなのか、ただの不機嫌なだけなのかの判断が難しくなってしまう事を避けるために、初めての食材は機嫌がいいときに与えるようにしましょう。
アレルギー反応のせいなのか、ただの不機嫌なだけなのかの判断が難しくなってしまう事を避けるために、初めての食材は機嫌がいいときに与えるようにしましょう。
④必ずしっかり加熱してから!
食材を十分加熱することで、食物アレルギーを起こす抗原物質変化し、アレルギー反応が起きにくくなることがあるようです。特に「卵」は必ずしっかり加熱しましょう。
食材を十分加熱することで、食物アレルギーを起こす抗原物質変化し、アレルギー反応が起きにくくなることがあるようです。特に「卵」は必ずしっかり加熱しましょう。
⑤表示をチェックしてから買う
食物アレルギーの原因になりやすい食品を使った加工品にも注意が必要です。原材料に該当する食品が入っていないかどうか、表示を確認する習慣づけをしましょう。
食物アレルギーの原因になりやすい食品を使った加工品にも注意が必要です。原材料に該当する食品が入っていないかどうか、表示を確認する習慣づけをしましょう。
<ママがむやみに怖がらないのも大切>
離乳食は色々な食材を食べて、赤ちゃんの食体験を広げる時期でもあります。勝手な自己判断で特定の食物を避けるのは、赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす恐れもあるので注意しましょう。万が一、食物アレルギーが疑われる場合には、必ず小児科を受診し、医師の指示にしたがいましょう。
離乳食は色々な食材を食べて、赤ちゃんの食体験を広げる時期でもあります。勝手な自己判断で特定の食物を避けるのは、赤ちゃんの発育に悪影響を及ぼす恐れもあるので注意しましょう。万が一、食物アレルギーが疑われる場合には、必ず小児科を受診し、医師の指示にしたがいましょう。