2019年8月26日 更新

【ママの教科書】症状別・赤ちゃんの病気と受診のタイミング <目の異変編>

いざという時のために知っておきたい!症状から予測される赤ちゃんの病気と受診の目安をご紹介します。

赤ちゃんの具合が悪いとき、ママがまず知りたいのは「何の病気か」「すぐに受診するべきかどうか」です。いざという時のために知っておきたい!症状から予測される病気と受診の目安をご紹介します。今回は「目の異変」編です。

「目の充血」と「目やに」がサイン

赤ちゃんの目が病気にかかっているわかりやすいサインは「目の充血」と「目やに」です。どちらもウイルスや細菌に感染していたり、目になんらかの以上がある時によく見られます。

ただし、赤ちゃんは涙が目から鼻へ流れる鼻涙管(びるいかん)が狭いため、涙が鼻へスムーズに流れにくく、病気ではなくても目やにが出ることがよくあります。その場合は、様子を見てみるのも良いかもしれません。

反対に、目やにの量が急に多くなり、朝目が開けられない程の目やにが出る場合は、何らかの病気の可能性が。小児科か眼科を受診しましょう。

他の症状にも注意!

目の充血や目やには、目の病気以外の感染症でも見られることがあります。例えば、目の充血の場合は川崎病や溶連菌感染症の可能性も。目やにの場合には、はしかや咽頭結膜熱の可能性もあります。また、目の症状だけでなく、発熱や発疹など他の症状にも注意しましょう。

黒目や白目の状態も要観察

目の充血や目やにほど目立ちませんが、病気によっては黒目や白目に異常がみられることがあります。黒目や白目の状態にも注意し、黒目が濁っている、白目が黄色がかっている、などの症状に気付いた場合は受診しましょう。

受診の目安

とりあえず家で様子をみる
・白い目やにが朝だけ出て簡単に拭き取れる
・発熱や発疹がなく、機嫌も良い

診察時間内に受診
・目やにが多く、痛みやかゆみがある
・目の充血がひどい
・白目が黄色がかっている
・黒目が内側や外側に寄っている

診察時間外でも受診
・目に異物が入って取れない
・瞼が赤くはれている

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