2020年9月20日 更新

何気ない行動が大変なことに…!知っておきたい「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」とは

あやしてたつもりが、取り返しのつかないことに…。発症の原因や症状を正しく知っているママが少ない「乳幼児揺さぶられ症候群(SBS)」について解説します。

起こりがちなシーンと防ぐためにできること

実際にあったケースを元に、未然に防ぐ方法を考えてみましょう。
「乳幼児揺さぶられ症候群」のケース

【実例①】
パパが赤ちゃんを泣き止ませるために、頭を2秒間に5~6回の速さで激しく揺さぶった。

【実例②】
低月齢の赤ちゃんが毎晩寝かしつけでグズグズし、泣き止まないことに腹が立ち、ママが何度も強く揺さぶった。

【実例③】
転勤後、周囲に友人がおらず落ち込むママを心配して、泣いている赤ちゃんをパパが数回強く揺さぶった。


脳にダメージを受けると一瞬泣き止むことが多いので、「揺さぶると泣き止む」と誤解し、赤ちゃんが泣き止まないときに揺さぶるケースがほとんどなのです。

まとめ

「乳幼児揺さぶられ症候群」は赤ちゃんに憎しみを抱き、悪意を持って前後に激しく揺さぶらない限りは発症しません。日常生活では起こらないので安心を。赤ちゃんが泣きやまずイライラしたら「成長している証」と考えて、無理に泣き止ませず思う存分泣かせてあげて。発症を恐れて心配しすぎず、赤ちゃんとの生活を楽しみましょう。

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