約10ヶ月の妊娠期間を乗り越え、愛しい我が子を出産!パパとママにとっては、感動の瞬間ですよね。ただ、産後はすぐに赤ちゃんのお世話に忙しくなり、気持ちに余裕がなくなると、パパのことは二の次になりがちです。
今回は、夫大好きな筆者が“産後も夫を好きでいるために意識したこと”の中から、効果があったものをご紹介します。
パパとママでは、スタートラインが違うことを意識する
ママは、妊娠中からずっと赤ちゃんを育てています。つわりを乗り越え、胎動を感じて、出産という大仕事を経て、赤ちゃんと対面します。また、産後の入院期間は赤ちゃんのお世話をプロにみっちり教わって、退院となります。
一方パパは、妊娠中のママのサポートはできますが、自分の体で赤ちゃんを感じることができるのは、実際に赤ちゃんが生まれた後です。また、多くの場合、ママと赤ちゃんが退院してからはじめてお世話をし始めることになります。
この時点で、ママとパパはスタートラインに大きな差があります。ママもはじめてオムツを替えたときは、きっと緊張したはずです。「手際が悪い…」と思ったとしても、パパが慣れるまでは、前を走っているママがリードする気持ちで居られたら良いですね。
「2人の子ども」であることを思い出す
我が子が愛おしいあまりに、赤ちゃんのお世話に不慣れなパパにイライラしてしまうこともあるかもしれません。あやし方が自分と違うのが気になる、オムツの替え方がなんだか雑な気がする…など、うまく言葉にできないけれどなんだかイライラする、といった気持ちは、ホルモンバランスが大きく変わる産後にはよく起こることです。
そんな時には「この愛おしい我が子は、自分と夫の子どもだ」ということを、改めて思い返してみてください。自分が親であるのと同じように、夫もこの子の親なのです。この考えは、「1人でお世話をしないといけない…」と自分を追い込んでしまうことも予防してくれます。
してほしいことは、具体的に伝える
ママは赤ちゃんのお世話を把握しているからこそ、家事とも組み合わせて段取りを組むことができます。パパが手伝わないのは、「知らないから」というのが理由かもしれません。
夫は自分と同じく「親」である、ということから、あたかも自分の分身のように思ってしまいがちです。しかし、親である点は同じあっても、知っていることや考え方の点ではまったく同じということはありません。
夫は自分と同じく「親」である、ということから、あたかも自分の分身のように思ってしまいがちです。しかし、親である点は同じあっても、知っていることや考え方の点ではまったく同じということはありません。
家事や育児に限らず、人間は「知らないこと」は出来ないものです。しなければならないことを思いつくのも難しいので、察することなどできないことがほとんどです。してほしいことは具体的に伝えるのが、お互いにとって良い方法でしょう。