2019年9月3日 更新

【住宅購入ガイド】マンション購入時に必要なお金を知ろう!~残金決済・引き渡し時編~

物件価格以外にも、契約前後に必要になるお金が色々とある住宅購入。どのタイミングでいくらくらいのお金が必要となるのか、あらかじめしっかりと知っておきましょう!

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マイホームの購入を検討する際、ただ「物件価格」にだけに注目していませんか?
実は物件価格以外にも、契約前後に必要になるお金が色々とあるんです!どのタイミングでいくらくらいのお金が必要となるのか、あらかじめしっかりと知っておくのがおすすめです。
そこで今回は、住宅購入時に必要なお金ついて、基礎知識や手続きの流れなどをシーン別に紹介します。今回は「残金決済・引き渡し時編」です。

▼「ローン契約時編」はこちら

頭金の残りや登記費用を支払って鍵を受け取る

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ローン契約が終わったら、次は金融機関に住宅ローンを実行。借入金を売主指定の口座に入金してもらい、頭金から申込証拠金と手付金を差し引いた残りを支払い、物件の鍵を受け取ります。

残金決済と鍵の引き渡しは、売主と買主、金融機関、司法書士がそろって行われます。この時に、登記にかかる登録免許税と司法書士への報酬が必要になり、前もって概算額を振り込んで置く場合もあります。

新築マンションでは、平日に引渡会が開催され、休暇を取らなくてはならないケースもあるので注意しましょう。

残金決済・引き渡し時に必要な諸経費

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登録免許税

土地と建物の持ち主を明確にする所有権登記と、金融機関が住宅ローンの抵当権を設定する登記の際に支払う「登録免許税」。土地・建物の固定資産税評価額やローンの借入額により税額が決まり、購入住戸の登記簿上の専有面積が50㎡以上等の要件を満たす場合は軽減が受けられます。一般的には数万円~20万円程度です。

司法書士報酬

登記に必要な手続きを司法書士に代行してもらうために支払う報酬です。多くの場合、司法書士は銀行や不動産会社が手配してくれます。報酬の金額は司法書士事務所の規定や物件価格、借入額などによって異なりますが、10~15万円程度が一般的です。
固定資産税等の精算

固定資産税と都市計画税は毎年1月1日時点の所有者が納めるため、購入する年の分は売主が納税します。引き渡し日以降の分を買主が支払う事で精算するのが一般的です。金額は物件や引き渡し時期により異なり、概算額を支払って後で精算する場合もあります。

修繕積立基金

入居後は毎月、将来の共用部分の大規模修繕に備えて管理組合に支払いますが、資金不足などにならないように購入時にもまとまった金額を支払います。金額は物件や購入住宅の専有面積により異なりますが、20~40万円程度のケースが多いです。
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