2018年5月5日 更新

【ちょっと真面目な教育コラム】AIが子供を教育する日が来るのか。

日本でもパソコンやプログラミングなどのテクノロジーが教育現場に取り入れられて、しばらく経ちましたが、海外では教育のさらなるIT化のために商品開発が盛んです。今回はBUSINESS INSIDERより教育の未来について考える記事をご紹介します!

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少し前までは映画の中だけの話だった人工知能AIを始め、教育用ソフトウエアなどの新しいテクノロジーは生徒の学習環境だけでなく、教育者の現場も様変わりさせたことは私たちも実感していますよね。今回はBUSINESS INSIDERより教育の未来について考える記事をご紹介します!

学習モデルが劇的にパーソナライズ=個人対応可能に!

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一人一人の生徒の学習方法や進度には個人差があります。それにケースバイケースで対応できるのがテクノロジーだと主張する教育者は少なくありません。
ある生徒にとってベストの学習方法は、他の生徒にとっても同じ成果が得られるのかということをコンピューターによって解析することも可能。コンピューターのソフトウエアによって生徒のレベルに応じて学習内容や教科書をカスタマイズし、より効率的な学習を目指すことができます。

哲学的側面においても有用

テクノロジーによって検索や計算が劇的に速くなったことで、飽和状態の労働力の中で勝ち抜くにはどのような知識が必要かは明らかでしょう。
以前はすぐに役立つような技術を教えていた教育者たちも、今日ではいかにして自ら学ぶか、という「学び方」の教育をより重要視しています。教育の真の目的は、脳に情報への権限を与えること、つまり情報を得ることができる能力をつけること。また生徒には「考えるために学び、学ぶために学ぶ。そして状況を適当に評価することを教えている」とインタビューに回答した教育者も。

テクノロジーの発展で「教育」に対する捉え方も変わってきたようです。

テクノロジーが進歩しても、先生の存在は変わらずむしろ以前にも増して必要不可欠

「人工知能などのテクノロジーが発展しても教室での教師の存在が弱体化することはない、むしろより重要性を増す」とカリフォルニア州の先鋭的な進学校シリコンスクールのCEOは話します。
「テクノロジーは重要ですが、それが教員の終わりというわけではありません。実際、優秀な教育者にとっては教育の自由度が増します。」

例えばDreamBoxという数学のソフトウエアでは、教育者が生徒の学習内容や過程のデータを記録することができ、その生徒がどのような問題でつまずいたかを知り、対策することができます。テクノロジーによって解析された問題を教育者が対策するという流れでさらに教育の質は上がりそうですね!
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この記事のライター

荻野綾子 荻野綾子

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