幼稚園・保育園で喧嘩!親が知っておくべき対応と解決策
現在、2歳児から中学3年生まで4人の子どもを育てている筆者。皆さん同様、これまで数多くの悩みと試練を乗り越えてきましたが、中でも、子ども同士の喧嘩の対応は、筆者にとって胃が痛くなるほど悩ましい課題でした。
ここでは、幼稚園・保育園での喧嘩の対処法について、自身の経験を踏まえてご紹介します。
ここでは、幼稚園・保育園での喧嘩の対処法について、自身の経験を踏まえてご紹介します。
幼児期の喧嘩は、親の適切な介入で子どもの成長を促す
幼稚園・保育園時代は、社会性を養い、お友達との関わり方を学ぶ大切な時期です。いじわるしたりされたり、いろいろなトラブルがあるかと思いますが、面倒でもその都度しっかりと対応してあげましょう。
親がそいうすることで、ママさん同士のトラブル回避はもちろんのこと、お子さんの心の成長にも繋がります。
親がそいうすることで、ママさん同士のトラブル回避はもちろんのこと、お子さんの心の成長にも繋がります。
筆者の経験
筆者自身、子どもが幼稚園・保育園に通っていた頃は、できるだけ目の届く範囲で子どもを遊ばせるようにしました。また、喧嘩が起こった場合は、相手のお子さんの親御さんも交えて仲裁する場面も多くありました。
園内で起こった喧嘩についても、いじめやケガをさせてしまった場合は、先生が仲裁してくださっていても、家でも子どもと話し合い、状況によっては相手の親御さんにも直接連絡を入れて謝罪するようにしていました。
幼児期の喧嘩は悪いことばかりではありません。逆に、トラブルを乗り越えることで、子どもの心が大きく成長するチャンスでもあります。親は子どもの成長を後押しできるように、適切な距離感でサポートしてあげましょう。
園内で起こった喧嘩についても、いじめやケガをさせてしまった場合は、先生が仲裁してくださっていても、家でも子どもと話し合い、状況によっては相手の親御さんにも直接連絡を入れて謝罪するようにしていました。
幼児期の喧嘩は悪いことばかりではありません。逆に、トラブルを乗り越えることで、子どもの心が大きく成長するチャンスでもあります。親は子どもの成長を後押しできるように、適切な距離感でサポートしてあげましょう。
小学校の喧嘩も、親が介入するべき?
子どもが小学校へ上がると、子どもだけで行動することが増え、親の目が届く範囲が幼稚園・保育園時代よりもぐっと狭くなってしまいます。また、担任の先生も一人ひとりに目を配ることが難しくなるため、幼稚園・保育園時代よりも喧嘩などのトラブルのお知らせも減ります。
それでも、たまの電話でお友達とトラブルがあったことを伝えられたときには、幼稚園・保育園時代同様、子どもと家で話をして、相手の親御さんにもお詫びの連絡を入れていました。
特に低学年の男の子は、まだ社会性を学ぶ段階であり、トラブルが多い傾向があります。女の子も口が立つ分、些細なことでトラブルになることもあるでしょう。
「小学校に入ったら、子ども同士の世界なんだから」と割り切って考えられる親御さんも多いですが、筆者は小学生の間でも親がある程度お子さんの喧嘩やトラブルのフォローに入ることが賢明だと考えます。
「小学校に入っても、まだまだフォローしなくちゃならないの?」と思われる方も多いかもしれませんが、この時期にしっかりとフォローをしてあげていたお子さんと、いわゆる放任主義にされていたお子さんとでは、子どもの成長に大きな違いが出ることがあります。
それでも、たまの電話でお友達とトラブルがあったことを伝えられたときには、幼稚園・保育園時代同様、子どもと家で話をして、相手の親御さんにもお詫びの連絡を入れていました。
特に低学年の男の子は、まだ社会性を学ぶ段階であり、トラブルが多い傾向があります。女の子も口が立つ分、些細なことでトラブルになることもあるでしょう。
「小学校に入ったら、子ども同士の世界なんだから」と割り切って考えられる親御さんも多いですが、筆者は小学生の間でも親がある程度お子さんの喧嘩やトラブルのフォローに入ることが賢明だと考えます。
「小学校に入っても、まだまだフォローしなくちゃならないの?」と思われる方も多いかもしれませんが、この時期にしっかりとフォローをしてあげていたお子さんと、いわゆる放任主義にされていたお子さんとでは、子どもの成長に大きな違いが出ることがあります。
放任主義で育った子どもは、攻撃的な性格になることもある
事実、筆者の中3の娘の同級生にも、「幼稚園の頃は問題なかったのに、放任されたせいか、きつい性格になったな…」と感じる子がちらほら。面倒でも、親はこの時期にしっかりとフォローすることが重要だと感じています。
小学校での喧嘩は、基本は子ども同士で解決してもらう
幼稚園・保育園の頃はまだまだ自分の思いをうまく伝えられなかったお子さんも、小学校に上がると表現の幅がぐっと広がります。子どもが困っているときに一緒に考えてあげるようなフォローの仕方は適切ですが、幼稚園・保育園時代のように親が代わりに気持ちを代弁するのはNGです。
お友達にケガをさせてしまって謝りに行くときにも、お友達に最初に謝るのは子どもです。親はその後、「ごめんね、大丈夫だった?これからも仲良くしてね」とフォローを入れる程度にしましょう。
ちょっとした喧嘩であれば、家で子どもと反省点などを話したうえで相手の親御さんに「こんなことがあったみたいだけど、ごめんね。」とラインを入れる程度がベターです。
小学生になったら、親のフォローのやりすぎは禁物です!
お友達にケガをさせてしまって謝りに行くときにも、お友達に最初に謝るのは子どもです。親はその後、「ごめんね、大丈夫だった?これからも仲良くしてね」とフォローを入れる程度にしましょう。
ちょっとした喧嘩であれば、家で子どもと反省点などを話したうえで相手の親御さんに「こんなことがあったみたいだけど、ごめんね。」とラインを入れる程度がベターです。
小学生になったら、親のフォローのやりすぎは禁物です!
子どものトラブル対応でノイローゼになった実体験
長女が小学校高学年の頃、些細なトラブルでお友達を傷つけてしまったことがありました。相手の親御さんからは長文ラインがバンバン届き、ノイローゼ気味になったことがあります。
相手のお子さんにも問題があったにもかかわらず、娘だけが一方的に悪者にされ、正直「なぜうちの子だけ…」と強い憤りを感じました。
相手のお子さんにも問題があったにもかかわらず、娘だけが一方的に悪者にされ、正直「なぜうちの子だけ…」と強い憤りを感じました。
相手の親御さんが難ありだった場合は・・・
結局自分たちだけでは解決に至れず、最終的には学校の先生に事情を話して、学校で子ども同士で話ができる機会を作って頂きました。
トラブルになったお友達の親御さんが難ありだった場合には、筆者のようにノイローゼになる前に、早めに担任の先生に連絡を入れて間に入ってもらうことがオススメです!
子ども同士のトラブルは避けては通れない!
学生時代を振り返ると、誰もが何らかのトラブルを経験しているのではないでしょうか。些細な口喧嘩や怪我などは、大人になるための大切な学びの機会だと筆者は思います。
過度な介入は子どもの成長を妨げる
子どもが可愛いため、つい過度に介入してしまう親御さんもいるかもしれません。しかし、いつまでも小さな頃と同じように親御さんがしゃしゃり出てしまうと、お子さんが自分自身の思いを話す機会を奪い、お子さんの社会性が育つ大切な機会が損なわれてしまいます。
フォローの仕方はお子さんの成長度合いや性格によって少しずつ異なりますので、お子さんに合う方法や今後の成長なども考えながら、適切に接してあげるとよいですね!
フォローの仕方はお子さんの成長度合いや性格によって少しずつ異なりますので、お子さんに合う方法や今後の成長なども考えながら、適切に接してあげるとよいですね!
お友達トラブルを減らすためにオススメな絵本
お友達とのトラブルなどいわゆるネガティブな話題を子どもと話すのは、親子共に気分が暗くなりますよね。特に、子どもが大きくなってくると、素直に話を聞いてくれないことも多くなります。
そんなときは、お子さんの学びに繋がるような絵本や映画をお子さんと一緒に見るのもおすすめです。物語を通して問題解決のヒントを得て、お友達の感情を理解するためのきっかけ作りができると良いですね。
そんなときは、お子さんの学びに繋がるような絵本や映画をお子さんと一緒に見るのもおすすめです。物語を通して問題解決のヒントを得て、お友達の感情を理解するためのきっかけ作りができると良いですね。