2024年9月17日 更新

ディスポーザーって便利?いらない?10年使ってわかった正直レポート

生ゴミを即座に処理できる「ディスポーザー」。便利な上に、ゴミ袋を購入しなくて済む分、節約になりそうだというイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?使用体験談と購入前に検討すべき点をまとめました。

ディスポーザーとは?

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ディスポーザーとは、キッチンの下に設置し、生ゴミを細かく粉砕して水と一緒に流すための機械です。生ゴミをため込まずにすぐに処理できるため、害虫や悪臭の発生を防ぐことやゴミ捨ての手間を省くことができます。

ディスポーザーの生ごみの処理方法は、大きく2種類に分けられます。一つは、生ごみを流し込みながら連続的に粉砕していく「連続投入式」。もう一つは、粉砕室にごみを溜めてから一度に処理する「バッチ式」です。どちらのタイプも、生ごみを投入する前に水を流すことで、スムーズな粉砕と排水ができるようになります。
近年ではゴミ袋が有料化されている地域も多いため、生ゴミを捨てるための袋を購入しなくて済むのはエコだし節約になるという理由でも人気なようです。ですが、本当に節約につながるのか?そして本当に便利なのか?10年間ディスポーザーを使用している筆者が正直にレポートします。

ディスポーザーには流せないものもある

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ディスポーザー付きのマンションに引っ越した時、筆者は「もう生ゴミはディスポーザーで処理できるから、三角コーナーはいらない」と思っていました。しかし、実際にはディスポーザーに入れてはいけないゴミはたくさんあるのです。

固いもの: 生米、骨(鶏骨、魚骨など)、貝殻、種、果物の核など ※メーカーによっては投入可能

粘り気のあるもの: 餅、うどん、生肉(脂身)、鳥皮、生のイカなど

繊維質の多いもの: とうもろこしの皮、芯、ヒゲ、玉ねぎの皮、じゃがいもの皮、枝豆の皮、タケノコの皮など

油脂: 大量の油、大量のバターなど

プラスチック製品: ストロー、ビニール袋、輪ゴムなど

金属製品: スプーン、フォーク、缶詰のフタなど

ゴム製品: ゴム手袋、ゴムバンドなど

ご覧の通り、とうもろこしの皮や枝豆の殻など繊維の多いものはNGです。カニの殻や大きな骨・貝殻なども、ディスポーザーに入れてしまうと故障の原因に繋がります。設置業者さんには、熱湯や塩素系漂白剤を流すこともディスポーザーに良くないと言われました。(※メーカーや製品によって異なる場合もあります。ご使用の際は、お使いのディスポーザーの取り扱い説明書をよくお読みください。)
使い初めの頃は、流してはいけないものにだけ注意をしてディスポーザーを使っていたのですが、ある日シンクの水が流れなくなってしまいました。排水管を調べてみると、じゃがいもの皮がギッシリと詰まっていたそうです。当初じゃがいもの皮は流してOKだったはずなのでショックでした。
それ以降は、極力ディスポーザーを使わないようにして三角コーナーに生ごみを入れるようにしていますが、細かなゴミがディスポーザーに落ちれば、回転させなければなりません。そのままにしておいても勝手には流れませんし腐ってしまうからです。そんなわけでメリットは無いけれど、毎日一応ディスポーザーを回す日々が続いていました。

ディスポーザーは大体7~10年で交換しなければならない

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生ごみ処理には使わなくなってから数年後、ディスポーザーが壊れてしまいました。ディスポーザーの耐久性は、世界規格基準のもので10年、マンション設置用のもので7年だそうです。我が家はマンションで、設置からピッタリ7年後に故障しました。
ディスポーザーのメーカーや製品にもよりますが、交換すると約10万円がかかります。もう生ゴミ粉砕に使っていないので、故障しても放っておきたかったのですが、ディスポーザーが回転しないと、ディスポーザーに落ちた細かな残さいがそのまま残ってしまうので、交換せざるを得ませんでした。ディスポーザーがあるとシンク下が狭くなりますし、いっそ撤去してしまいたかったのですが、マンションの規約によりそれは不可能と言われてしまったのです。

そしてつい最近、2度目の故障を経験しました。前回の交換から7年経っていたので、経年劣化で仕方ないことだと思いますが、これからまた7年経つたびに、無駄な10万円が飛んでいくのかと思うとため息が出てしまいます。
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へびいちご へびいちご

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