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2017年2月16日に、世界中で愛されるウサギのキャラクター「ミッフィー」の作者であるディック・ブルーナさんがオランダで亡くなりました(享年89歳)。
カラフルだけれどシンプルなミッフィーの絵本に、私も子ども達が赤ちゃんだった時とてもお世話になりました。また、数年前にディック・ブルーナさんのインタビュー番組を観た時には、作品への考え抜かれたこだわりと、ブルーナさんご本人の人生の奥深さに驚いた覚えがあります。
ブルーナさんが亡くなられたのはとても悲しいですが、そんな今だからこそ、改めて「ミッフィー」の魅力に触れてみませんか?
カラフルだけれどシンプルなミッフィーの絵本に、私も子ども達が赤ちゃんだった時とてもお世話になりました。また、数年前にディック・ブルーナさんのインタビュー番組を観た時には、作品への考え抜かれたこだわりと、ブルーナさんご本人の人生の奥深さに驚いた覚えがあります。
ブルーナさんが亡くなられたのはとても悲しいですが、そんな今だからこそ、改めて「ミッフィー」の魅力に触れてみませんか?
「ミッフィー」の生みの親ディック・ブルーナさん死去、89歳|ニフティニュース
世界中で親しまれているウサギのキャラクター「ミッフィー」の生みの親であるオランダの絵本作家ディック・ブルーナさんが亡くなりました。89歳でした。
ディック・ブルーナさんについて
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ミッフィーの生みの親である絵本作家・ディック・ブルーナさんは、1927年オランダのユトレヒトに生まれました。グラフィック・デザイナーとして働いたのち、絵本作家となりました。
ミッフィーちゃんの作風からは想像もつきませんが、第二次世界大戦の時期に少年時代を過ごし、ナチス・ドイツによる占領を経験し、ユダヤ人への迫害も目の当たりにしたブルーナさんは、戦後、ポスターのデザインなどを通じて、平和や子供の貧困対策などを訴える活動もなさっていたそうです。
ユトレヒトにはミッフィー・ミュージアムも建てられています。
ミッフィーちゃんの作風からは想像もつきませんが、第二次世界大戦の時期に少年時代を過ごし、ナチス・ドイツによる占領を経験し、ユダヤ人への迫害も目の当たりにしたブルーナさんは、戦後、ポスターのデザインなどを通じて、平和や子供の貧困対策などを訴える活動もなさっていたそうです。
ユトレヒトにはミッフィー・ミュージアムも建てられています。
ミッフィー・ミュージアム - Holland.com
世界中で愛されているミッフィーはオランダ生まれ。ユトレヒトのミッフィーミュージアムは家族で楽しめるユトレヒトのニュースポット。
ブルーナさんの作品へのこだわり・ブルーナ・カラー
ブルーナさんの作品に使用される色は、白・黒を除くと、ブルーナカラーと呼ばれる6色に限られています。この6色にはきちんと意味があって、それを理解してから作品を読むと「ああ、なるほど」と思いますよ。
via bulan.co
「赤」…喜び・楽しさ。幸せで豊かな空気のイメージ。温かい、愛情の色。
「黄色」…明るさ・楽しさ。赤や緑に温かみを与える色。
「緑」…安心・安定。私たちの世界を彩る、樹木などの自然描画に必要な色。
「青」…悲しみ・静けさ。よそよそしく冷たい色。
「茶色」…落ち着き。ミッフィーのお友達を表現するための色。
「グレー」…バランスに必要な色。ミッフィーのお友達を表現するための色。
元々は4色だったのですが、茶色とグレーは「子犬や子熊、うさぎや象を描くために」後年になって加えられました。
年代によって少しずつデザインが変わるミッフィー
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年代によってミッフィーのデザインは微妙に異なります。最初のデザインは、私たちが見慣れたミッフィーの姿とはだいぶ違いますし、近年は、かなり丸みを帯びたデザインです。
オランダではミッフィーは「ナインチェ」と呼ばれているそうですよ。
オランダではミッフィーは「ナインチェ」と呼ばれているそうですよ。