2019年8月21日 更新

《え、知らなかった!》児童手当と子育て給付金の違い

子育て世帯臨時特例給付金と児童手当(子ども手当)は何が違うのか、とっても分かりにくいので特徴をまとめました。

この法律は、父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、児童を養育している者に児童手当を支給することにより、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的としています。
◆児童手当の支給月
2月・6月・10月に4ヶ月づつまとめて支給されます

◆児童手当の支給日
自治体によって支給される振込み日は異なりますのでお住まいの自治体(市役所など)に確認してくださいね。通常は、10日や15日に指定の銀行口座へ振り込まれる場合が多いようです。

◆児童手当支給額
お子さんの年齢や出生順に応じて受け取れる手当の金額が以下のとおり変わりました。
 (16551)

◆児童手当の所得制限はいつからかかって、いくらから制限がかかるの?
2012年6月分(平成24年度)からの新しい児童手当に関しては所得制限がかかることになりました。世帯の人数によって制限がかわってきます。

基本的には夫婦どちらかが働き、子どもが2人いる世帯の場合、年収が960万円以上あると児童手当は支給されず、代わりに子ども1人当たり月5,000円が特例として当分の間支給されることになってます。
◆2016年(平成28年度)の所得制限はどうなるの?
所得制限はありますが、子ども一人につき特例給付として月に5,000円は支給される見込みです。

世帯状況別:所得制限表《目安》

 (16557)

(国の児童手当の所得制限限度額表のPDFがこちらです。こちらの国の表は所得に8万円は加えてません)
所得制限の対象となる年収は、夫婦共働きの場合は年収の多い方で判定するのですが、子どもの人数や夫婦のどちらが配偶者控除を受けているかによっても、制限の条件は変わってきます。

児童手当:年収と所得どっちをみるの?

児童手当の所得制限の元となるのは、「年収」ではなく「所得」のほうです。

「所得」とは、源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」になります。

そして「所得金額の合計」から、控除可能な「所得控除」を差し引きます。
「所得控除」を差し引いたら、さらに「施行令に定める控除額 8万円」を差し引きます。

このようにして計算した【残りの額】を児童手当の「所得制限限度額」に当てはめて自分が対象か調べます。

上の表はあくまで一例なので、よく分からない人は住んでいる市区町村にある担当部署に必ず相談してくださいねm(_ _"m)

まとめ

いかがでしたか?よく調べてみると違いましたよね。ただ、何度も言いますが、今の時点で廃止にするものなのか…とも思います。近々消費税10%になるというのに…。何か策があるとよいのですが。

最後に、注意点をお伝えします。
「児童手当も子育て給付金も申請しないともらえません!」なのでお子さんがいらっしゃってもらってない人は市役所などに相談してくださいね。
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sena sena

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