2023年5月26日 更新

義実家での苦労を知ってほしい!お嫁さんが感じるモヤモヤとは?

「嫁」という立場がこんなにも苦労するなんて…。義実家との付き合いは想像以上に気を遣い、育ってきた環境の違いから実家とのギャップを感じますよね。今回は筆者の体験談をもとに、義実家で感じたモヤモヤと良好な関係を築くために意識したことをご紹介します。

男性には理解されにくいのが「嫁」の苦労。断りにくい立場であるが故、キッパリと意見が言えずモヤモヤは積もっていくものです。

頼りにできる!と思っていた夫は、義実家に帰るとまるで息子に戻ったかのようにくつろぎ始めます。筆者の実家ではお客さま状態で持てなされる、そんな夫の姿を見るとモヤモヤは頂点に達して当然ですよね。

そんな筆者は当時「義実家行くのイヤだなぁ、帰りたくない」が口ぐせでしたが、今ではリラックスして過ごせるようになりました。

そんな筆者の体験談をもとに、義実家でモヤモヤしたこと、良好な関係を築くために意識したことをご紹介します。

筆者の体験談!義実家でモヤモヤしたこと

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義実家でモヤモヤしたことがある、という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

良好な関係のため「妻の役割のひとつ」と割り切っても、義実家や夫の言動をすべて受け入れることは難しかったです。

育ってきた環境や価値観の違いがあるのは分かるけれど、そう簡単にモヤモヤを払拭できるわけではありません。

今では義実家と良好な関係が築けていますが、過去のモヤモヤは鮮明に憶えているものです。そんな筆者が体験したエピソードをご紹介します。

子どもと内孫を比べられる

義両親と夫の弟家族は徒歩5分圏内の、スープも冷めない距離に住んでいます。お互いの家を行き来するくらいの仲で、孫たちとはほぼ毎日会っているそう。

一方、筆者家族は高速で3時間かかる場所に住んでいるため、年3~4回のペースで会うくらいです。事あるごとに子どもと内孫を比べられ、モヤモヤは積もっていきました。例えば、以下の内容です。

  • 「肌が弱い」と伝えると「〇〇(内孫)のほうがもっと弱かった」
  • 「偏食がひどくて…」と相談すると「〇〇はもっとひどかった。マシな方だよ」
  • 動画を見せながら「最近速く走れるようになって!」と伝えると「〇〇の方が速かったよ!」
  • うちの子はうちの子として見てほしい、成長の嬉しさを分かち合えたら嬉しいのになぁ、というのが本音。

    お姑さん、お舅さんからすると我が子は4人目の孫ですが、私たち夫婦からすると初めての子ども。比べてるつもりはなくても、やっぱり共感してほしかったと思います。

    義実家へ行くと夫は無口になる

    筆者と2人のときは明るく普通に話す夫ですが義実家に行くや否や、無口になります。人が変わったように冷たくなり、二重人格?と疑ってしまうほど。

    お姑さん、お舅さんの4人でご飯を食べていても夫はまったく話さず、話題を振ることもなく黙々と食べ続けるのです。だからといって筆者も一緒になって黙るわけにもいかず、気を遣って話を盛り上げるのに疲れてしまいました。

    そんな夫の姿に自分の実家が楽しくないのかなぁ、と思いましたが「また今度の週末、実家でご飯食べよう」とみんなで集まりたがります。一方、筆者の実家では夫の居心地が悪く感じないよう、両親との間に入り話題を振っていたため、この待遇の差にはどんどんモヤモヤが溜まっていきました。

    家事ってどこまで手伝えばいいの!?

    お姑さんは「ゆっくりしてていいよ~」って言って下さるものの、本当に甘えていいいのか、それとも「ちょっとは手伝ってね」という意味を含んで言っているのか。アレコレ考えるだけで頭がパンクしそうになりました。

    良い印象を持ってもらいたいし、帰省で長期滞在する身としてはお姑さんの負担を少しでも軽減したい……と頑張りましたが、キッチンに女2人で立つのはとても気遣いました。

    調味料の保管方法、収納する場所がすべて違うため「小麦粉ってどこにありますか?」と聞きながら調理するのは、お互いやりにくかったです。

    お姑さんの邪魔だったかなぁ、鬱陶しく感じたかなぁと帰りの車内で1人反省会を行うのは、なんだか惨めに感じました。そんなこととはつゆ知らず、呑気な夫に対して筆者のモヤモヤはさらに積もっていくのです。笑

    モヤモヤを減らすために義実家で意識したこと

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    先ほどご紹介した他にも、モヤモヤする出来事はたくさんありました。次第に「義実家に行きたくないなぁ」と交流すること自体が億劫になり、顔も見たくないと思ったほどです。
    実母より「このままでは良くないんじゃない?」と言われたのをキッカケに、義実家での過ごし方で意識したことをご紹介します。

    あまりに理不尽なことはしっかり伝えた

    筆者からすると初めての子どもですが、お姑さんから見ると4人目の孫。「初孫」に対する思い入れは相当なものだと知って以来、仕方のないことかな、と割り切りました。

    しかし理不尽に感じたことは別です。

  • 成長スピードや見た目の優劣を比べられたとき
  • 子どもたちが聞いて傷つくことを口に出したとき
  • 上記の内容を言われた場合は、義両親に「イヤだった」と直接伝えました。

    お姑さんも悪気があったわけではなく、ただ小さい子が内孫しかいなかったから自然と比べてしまった、イヤな思いさせちゃってごめんねと言っていただけました。しっかり気持ちを伝えたことで、お互いよそよそしさもなくなったように感じます。

    夫に対して「無口になるのがイヤだ」と伝えた

    お姑さんのときと同様、夫にも面と向かって伝えました。「無口になるのがイヤだ」「私だけ気遣ってる感じがする」と。

    すると、なんと本人。まったくの無意識だったそうです。笑

    男性のプライドもあったのかもしれません。しかし筆者がイヤな思いをしたのは事実、良好な関係を築きたいから「積極的に間に入って欲しい」と伝えました。

    その後、義実家へ行くと夫は人が変わったようにサポートしてくれました。その安心感より、心から会話を楽しめたのを覚えています。女性のように細やかな気配りが苦手な男性だからこそ、どの出来事でイヤな思いをした、次どうして欲しいのかを伝えるのが大切かもしれません。

    お姑さんの厚意には素直に甘えた

    お姑さんの厚意に対して、素直に甘えたところお互い楽になった気がします。

    帰省するたびにご馳走を作ってくれるお姑さん。ありがたいと思いつつもお舅さんが定年退職してからは、義実家のお財布事情も気になっていました。思い切って伝えたところ「お金も体力も、本当に限界がきたら伝えるから。今はゆっくり座ってて」と言ってくださったのです。

    実際に義実家の厚意に甘えている方はどのくらいなのか、Twitterで46名の方にアンケートに応えていただきました!

    すると、43.5%の方が「厚意に甘えて何もしない」との結果に。

    言葉の裏になにか含まれてるんじゃないか?と少し考えすぎていたのかもしれません。

    せっかくの厚意に思いっきり甘える、大変なときはすかさず手伝う。メリハリをつけたらお互い過ごしやすくなった気がします。

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    らむね らむね

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