産後のママは、赤ちゃんのことで頭がいっぱいで、自分の体のことは後回しにしてしまいがち。
けれど、産後は女性の体の大きな節目ともいえる大切な時期です。
疲れが取れない、気分が落ち込んでしまうなど、産後の体と心の変化に不安や戸惑いを感じているのに、体調を無視して頑張りすぎると後々まで体調を引きずることも…。
お産は女性にとっての一大イベント。妊娠・出産により、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。
産後のママの体に起こりやすい、『乳房のトラブル』についてまとめました。
けれど、産後は女性の体の大きな節目ともいえる大切な時期です。
疲れが取れない、気分が落ち込んでしまうなど、産後の体と心の変化に不安や戸惑いを感じているのに、体調を無視して頑張りすぎると後々まで体調を引きずることも…。
お産は女性にとっての一大イベント。妊娠・出産により、肉体的にも精神的にも大きな負担がかかっています。
産後のママの体に起こりやすい、『乳房のトラブル』についてまとめました。
乳房のトラブル
授乳期の代表的な乳房のトラブルが「乳腺炎」です。
乳腺炎には、慢性と急性のものがありますが、授乳期に起こりやすいのは「急性うっ滞性乳腺炎」と「急性化膿性乳腺炎」です。
乳腺炎には、慢性と急性のものがありますが、授乳期に起こりやすいのは「急性うっ滞性乳腺炎」と「急性化膿性乳腺炎」です。
急性うっ滞性乳腺炎
出産後2〜3日くらいに、特に初産のママに頻発するトラブルです。
乳管の開きが悪かったり、赤ちゃんのお乳を吸う力が弱いことなどが原因で、乳汁が乳腺内にたまって起こります。
乳房が赤く腫れ上がって硬くなり、触ると強い痛みがあります。
乳管の開きが悪かったり、赤ちゃんのお乳を吸う力が弱いことなどが原因で、乳汁が乳腺内にたまって起こります。
乳房が赤く腫れ上がって硬くなり、触ると強い痛みがあります。
急性化膿性乳腺炎
乳頭から入った細菌の感染によって起こるもので、多くはうっ滞性乳腺炎がきっかけとなって起こります。
症状はうっ滞性乳腺炎よりさらに強く、乳房が赤く腫れ上がり、少しでも触れると激痛が生じ、脇の下のリンパ節が腫れ上がることもあります。
悪寒がして高熱が出たり、炎症が進むと乳房の中に膿がたまって膿瘍ができ、乳汁や血液などに混じることもあります。
症状はうっ滞性乳腺炎よりさらに強く、乳房が赤く腫れ上がり、少しでも触れると激痛が生じ、脇の下のリンパ節が腫れ上がることもあります。
悪寒がして高熱が出たり、炎症が進むと乳房の中に膿がたまって膿瘍ができ、乳汁や血液などに混じることもあります。
妊娠・出産・育児のころは乳がんの危険年齢?!
急性うっ滞性乳腺炎は、授乳や搾乳を行うことで、たまった乳汁を出すようにすると改善しますし、急性化膿性乳腺炎は抗生物質や消炎剤で治療します。
そのため、ママにとって乳腺炎はつらいトラブルですが、病気自体は心配はありません。
乳房のトラブルが気になるこの時期、特に注意してほしい乳房の病気は「乳がん」です。
日本では乳がん患者のピークは40〜50歳代ですが、30歳代から急増します。晩婚化と高齢出産が進む今、妊娠・出産・育児のころは、乳がんの好発年齢と重なるのです。
乳房マッサージや治療を受けているのに、乳腺炎がなかなか治らない、授乳が終わったのに乳房に気になる症状があるときなどは、迷わず乳腺外科や外科を受診して、乳房超音波検査やマンモグラフィ検査など、画像検査を含めた検査を受けましょう。
そのため、ママにとって乳腺炎はつらいトラブルですが、病気自体は心配はありません。
乳房のトラブルが気になるこの時期、特に注意してほしい乳房の病気は「乳がん」です。
日本では乳がん患者のピークは40〜50歳代ですが、30歳代から急増します。晩婚化と高齢出産が進む今、妊娠・出産・育児のころは、乳がんの好発年齢と重なるのです。
乳房マッサージや治療を受けているのに、乳腺炎がなかなか治らない、授乳が終わったのに乳房に気になる症状があるときなどは、迷わず乳腺外科や外科を受診して、乳房超音波検査やマンモグラフィ検査など、画像検査を含めた検査を受けましょう。
こんなときは乳腺科へ!
・授乳期に乳腺炎の治療を受けたのに、硬いしこりだけが残っている
・授乳が終わっているのに、乳頭から血液が混じった分泌物が出る
・乳頭の片方だけが赤い感じでただれている
・授乳が終わっているのに、乳頭から血液が混じった分泌物が出る
・乳頭の片方だけが赤い感じでただれている