ガス給湯器と電気給湯器って?
みなさんの自宅では、ガスと電気、どちらの給湯器を使っていますか?
一般的に、ガス給湯器は「エコジョーズ」、電気給湯器は「エコキュート」が多いので、どちらなのかをまず確認してみてください。
これらの違い、意外と知らないことがあるかも!?
今回は、創業22年の給湯器専門店、株式会社キンライサーの代表取締役社長・森崇伸さんに、詳しく解説していただきました!
一般的に、ガス給湯器は「エコジョーズ」、電気給湯器は「エコキュート」が多いので、どちらなのかをまず確認してみてください。
これらの違い、意外と知らないことがあるかも!?
今回は、創業22年の給湯器専門店、株式会社キンライサーの代表取締役社長・森崇伸さんに、詳しく解説していただきました!
1.エコジョーズ(ガス給湯器)
ガス給湯器とは、ガスバーナーの熱を利用してお湯を沸かす給湯器です。
現在、最もポピュラーなガス給湯器は、『潜熱回収型給湯器』と呼ばれるもので、これが通称「エコジョーズ」です。
潜熱回収型給湯器は、水道から引き込んだ配管をガスバーナーで加熱してお湯を沸かしつつ、その時に生じた熱も活用して水を温める仕組みを持っています。
ガス燃焼時の排熱も活用して、より効率的にお湯を沸かすことができ、省エネルギーに貢献できることが特徴です。
2.エコキュート(電気給湯器)
電気給湯器は、電気を使用して水を温める給湯器です。電気給湯器で、現在、最もポピュラーな給湯器は『エコキュート』と呼ばれるものです。
エコキュートは、エアコンと同じ原理で『ヒートポンプユニット』と呼ばれる仕組みで稼働します。
空気を圧縮し、その時に発生する熱を『水熱交換機』と呼ばれる機械に水を移し替えることでお湯を沸かしています。
電気の力でヒートポンプユニットを動かし、圧縮した空気の熱を使って水を温めます。
エコジョーズとエコキュートのメリット・デメリット
エコジョーズとエコキュート、それぞれ、お湯を沸かす仕組みが異なるのですね!
ここまで知ると、主婦としては、「コストはどんな違いがあるの?」「寿命が長いのはどっち?」「使っていて何か違いはあるの?」など、細かいことが気になってくるはず。
そこで森社長に、それぞれのメリットとデメリットを解説してもらいました。
ここまで知ると、主婦としては、「コストはどんな違いがあるの?」「寿命が長いのはどっち?」「使っていて何か違いはあるの?」など、細かいことが気になってくるはず。
そこで森社長に、それぞれのメリットとデメリットを解説してもらいました。
エコジョーズは、エコキュートと比較して、大きさが1/10程度とコンパクトであることや、水道水を温める仕組みのため、必要な時に必要な分だけ無駄なくたっぷりとお湯が使えることが大きなメリットです。
また、エコキュートに比べて強い水圧でお湯を出すことができるので、シャワーなどで快適に利用することが可能です。ただし、各ガス会社にもよるものの、ランニングコストはエコキュートに比べてやや高めの傾向があります。
エコキュートは、タンクに貯めた水を温めてお湯にする仕組みのため、災害などで水道が断水した際には非常用水としても使用することができます。また、日々のランニングコストはエコジョーズに比べて安めの傾向があります。
ただし、タンクの水が無くなると湯切れを起こすことや、エコジョーズと比べてより大きなスペースが必要というデメリットもあります。