2021年11月19日 更新

乾燥の季節到来!赤ちゃんの頃から保湿剤は必要?我が子の「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」体験談

乾燥シーズンの到来で、赤ちゃんの肌もカサカサしてくる時期ですよね。赤ちゃんの肌を保湿することは、アレルギー予防にもなると言われています。赤ちゃんの頃からの保湿の重要性を、我が子の体験談を基に詳しくお伝えします。

【体験談】肌荒れした皮膚から細菌が侵入?生後3か月の息子が蜂窩織炎で1週間入院した話

gettyimages (287974)

筆者の息子は生後3カ月で1週間入院をしました。入院の理由は、肌の乾燥・バリア機能が弱まっていた部分から細菌が侵入し、「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」という病気にかかったからです。息子が蜂窩織炎になった時のエピソードをお伝えします。
息子は当時、目に見えて肌が乾燥していたり、肌荒れを起こしている状態ではありませんでした。入院になる前日、就寝前までは、元気に普段通り過ごしていました。しかし就寝中、急に大泣きを始めました。夜泣きかな…?と思って抱っこをすると幾分泣き止みましたが、布団に寝かせるとまた大泣きという状態を一晩中繰り返しました。
息子の蜂窩織炎は、背中から細菌が侵入し、背中が大きく腫れていました。その為、布団に寝かされるととても痛くて泣いていたんだと思います。翌朝、熱は無く、分かる症状としては背中が腫れていることだけでしたので、小児整形外科へ行きました。レントゲンを撮りましたが異常は見つからず、軽い打撲という診断をされました。
お昼を過ぎた頃、布団に寝かせると痛くて大泣きしていた息子が泣かなくなり、目がうつろになってきていたので、熱を測ると40度近い熱があり、慌てて小児科へ行きました。小児科で血液検査をした所、「細菌に感染している可能性が高いので大きな病院に行ってくれ」と言われ、紹介状を書いてもらい、大きな病院で様々な検査をしました。
小さな手と腕に点滴の針を刺したり、痛そうな検査、レントゲンにCTと3カ月の息子には負担がかかりすぎる検査をたくさんしました。そして、原因不明の細菌に感染しているので、抗生物質を点滴から投与し、症状を改善していくことになり入院をしました。幸い、抗生物質の投与で息子は1週間で回復しました。背中の腫れからして蜂窩織炎に罹ったのだろうという診断が退院直前に出ました。
退院時、細菌にまた感染しないよう、病院の医師や看護師からは「毎日朝とお風呂上りに保湿をしてあげて下さい」と言われ、保湿クリームの塗り方の指導を受け、「プロペト」という保湿剤を貰い退院しました。加えて、「赤ちゃんの身体を保湿してあげることで、食物アレルギーやアトピーを予防出来るので、しっかり保湿してあげて下さいね」と言われました。
赤ちゃんのうちから保湿をしてバリア機能を作ってあげることは、細菌の侵入を防ぐ為にも本当に重要なんだ…と痛感しました。ちなみに、現在2歳の息子は鶏卵、ゴマ、花粉、ハウスダストのアレルギーです。ひどくならないよう、毎日朝晩保湿をするようにしています。

まとめ

赤ちゃんの肌は、見た目はみずみずしくぷるぷると潤って見えますが、皮膚は薄く、バリア機能が未熟で、乾燥しやすいデリケートな肌です。季節や肌質に合った保湿剤を塗ることで、デリケートな赤ちゃんの肌を乾燥・紫外線・細菌・アレルゲンから守ってあげることが出来ます。

そして赤ちゃんに保湿剤を塗る時間は、赤ちゃんとママ・パパでスキンシップがとれる時間となり、とても幸せな時間になると思います。赤ちゃんの肌に合うお気に入りの保湿剤を見つけて、朝とお風呂上りの保湿を習慣にし、デリケートな赤ちゃんの肌を刺激から守ってあげて下さいね。


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この記事のライター

yuki yuki

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