赤ちゃんのお肌状態
肌の1番外側にある角質層では、肌自らが外からの刺激(アレルゲン・細菌)から肌を守ろうとしたり、肌内部の水分が逃げないようにしてくれるバリア機能が働いています。
赤ちゃんの皮膚は大人の半分ほどの厚さで、その為バリア機能が未熟で乾燥したり、外からの刺激(アレルゲン・細菌)を受けやくなっており、汗・摩擦・ミルク・オムツの汚れで肌が刺激を受け、かぶれ等の肌トラブルを起こしやすくなっています。
生後1カ月位までの赤ちゃんは、ママの黄体ホルモンの影響で皮脂の分泌が活発ですが、2~3カ月を過ぎた頃から皮脂の分泌量が減り、より肌が乾燥しやすくなります。
赤ちゃんのスキンケアはなぜ必要なのか?どんなお手入れをすれば良い?
①肌を清潔に保とう
赤ちゃんは新陳代謝が活発で汗や皮脂が出やすいことに加え、オムツかぶれをしやすいので、沐浴や月齢が上がったら大人と同じお風呂に入れ、赤ちゃんを清潔にしてあげましょう。
②保湿剤でバリア機能をサポートしよう
新生児期から肌に合ったスキンケアでお手入れをし、肌のバリア機能をサポートしてあげましょう。保湿してあげることは、肌荒れ予防だけでなく、アトピーや食物アレルギーが予防になるという研究結果も出ています。
世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見 | 国立成育医療研究センター
乳児期から保湿をしてあげることで、アトピー・食物アレルギーを予防出来ることを発見した論文です。
③紫外線から肌を保護しよう
赤ちゃんは、肌のバリア機能が未熟な為、紫外線の影響も大人より受けやすくなっています。生後1カ月は外に出ないようにするのが原則ですが、2カ月を過ぎた頃からお散歩を始めますよね。月齢が低いうちは、帽子等の紫外線除けグッズで、赤ちゃんのお肌を紫外線から守ってあげましょう。
また、必要があれば月齢に応じた赤ちゃん用の低刺激な日焼け止めを塗り、紫外線から赤ちゃんの肌を保護してあげましょう。
また、必要があれば月齢に応じた赤ちゃん用の低刺激な日焼け止めを塗り、紫外線から赤ちゃんの肌を保護してあげましょう。