2019年8月21日 更新

子どもの爪噛みが癖になっているみたい…。こんなときどうしたらいいの?

爪噛みそのものの行為をやめさせようと必死になるより、不安やストレスを取り除くように心がけるほうがずっと早く爪噛みが治ります。

人間は誰にでも癖があります。大人でも自分に癖はないと思っていても、実は誰でも7つぐらい癖があると言われています。
しかし、あまり良くない癖は子どもが小さいうちに治したいもの。

今回は、子どもの爪噛みの治し方についてのお話です。

爪噛みは不安の表れ

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爪を噛みちぎってしまう行為は不安の表れでもあります。こんなに一生懸命子育てしているのに不安にさせているなんて…とショックを受ける親御さんもいると思いますが、不安材料は色々あります。

保育園や幼稚園で嫌な事があった、引っ越して新しい環境になった、など周囲の環境変化に子どもがついていけず、不安やストレスを感じているものの、それを言葉に表すことができずに爪を噛むという行為で気持ちを紛らわせようとしているのです。

スキンシップをとったり、「寂しかったね」「悔しいね」などマイナスの感情を代弁して、子供の感情に寄り添って共感していくことでストレスがなくなり、結果爪噛みもいつの間にかしなくなったというふうになります。
つまり、爪噛みそのものの行為をやめさせようと必死になるより、不安やストレスを取り除くように心がけるほうがずっと早く爪噛みが治ります。

稀に本当に爪が伸びていて邪魔で自分で噛みちぎっていることもあります。子供の爪は大人が思っている以上に早く伸びるのでお風呂に入った時などマメにチェックしましょう。

たくさんスキンシップと会話をしよう

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その原因が分からない場合、子どもの心の声に耳を傾ける努力が必要です。母親というのはとても忙しいものですが、なんとか、子どもと向き合う時間を作ってください。
絵本を読む時に膝の上に乗せたり、歩く時に手をつないだり、褒める時に頭をなでたりして、子どもとたくさんスキンシップを取ってくださいね。

そして、子どもの話をよく聞いてあげましょう。目を見て、相槌を打ちながら、間に口を挟まずに最後まで優しい気持ちで聞いてあげると心に安心感が生まれます。

直接的な言い方はしない

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噛んでいるところを見つけたら、「やめなさい」など、直接的な言い方をするのではなく、からだに優しく触れて、噛んでいることに気付かせて、自らやめるようにもっていくなど、自尊心を傷つけないように心がけましょう。

衛生面から爪噛みの恐さを理解させるのも一つ

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「指や爪にはバイ菌がいっぱいだから、そのバイ菌がからだの中に入ったらたいへんでしょ」、あるいは「爪を噛み過ぎて、爪が短くなり過ぎると、爪と皮膚の間にバイ菌が入るかもしれなくて、そうなると、爪をはがして治療しなければならないこともあるんだよ」などと、爪噛みの怖さを理解させましょう。
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