・家事分担は進みつつあっても、「心が求める時間」が持てていない現実
共働き世帯のうち、過半数の人が「心のよりどころとなる時間」「家族みんなと過ごす時間」「自分の好きなことをする時間」「子どもと過ごす時間」(子どもがある人のみ)を増やしたいと回答し、実際には多くの人が「心が求める時間」を持てていないという実態が浮き彫りになっています。
共働き世帯のうち、過半数の人が「心のよりどころとなる時間」「家族みんなと過ごす時間」「自分の好きなことをする時間」「子どもと過ごす時間」(子どもがある人のみ)を増やしたいと回答し、実際には多くの人が「心が求める時間」を持てていないという実態が浮き彫りになっています。
・家事分担している夫婦では、夫婦合計の家事時間が減るわけではなく、むしろ増えている
共働き世帯が家事にかけているトータルの時間を「家事分担ができている世帯」と「家事分担ができていない世帯」で比較したところ、両者が家事にかけているトータル時間に大差がない、むしろ「家事を分担できている世帯」の方が、家事に時間をかけている傾向があることがわかりました。
共働き世帯が家事にかけているトータルの時間を「家事分担ができている世帯」と「家事分担ができていない世帯」で比較したところ、両者が家事にかけているトータル時間に大差がない、むしろ「家事を分担できている世帯」の方が、家事に時間をかけている傾向があることがわかりました。
Chapte3.正解がない、際限がない「無限家事地獄」に陥っている!?
・時短をしても「ゆとりがない」「せわしない」「楽になっていない」
家事の時短を工夫しても、「時間やゆとりができない」、「せわしないだけで、やることが変わっていない」、「せわしないだけで、ちっとも楽になっていない」と回答する人が多い結果となりました。
家事の時短を工夫しても、「時間やゆとりができない」、「せわしないだけで、やることが変わっていない」、「せわしないだけで、ちっとも楽になっていない」と回答する人が多い結果となりました。
・原因は、空いた時間でやるべき家事ができてしまうこと
共働き世帯で家事をしている人に対して、家事の時短に対する意識や行動を調査したところ、「時短で空いた時間にやるべき家事ができてしまう」「時短してもやるべき家事の量が変わらない」「問題は家事の量自体が多いことである」と感じていることがわかりました。
共働き世帯で家事をしている人に対して、家事の時短に対する意識や行動を調査したところ、「時短で空いた時間にやるべき家事ができてしまう」「時短してもやるべき家事の量が変わらない」「問題は家事の量自体が多いことである」と感じていることがわかりました。
・正解がない、際限がない、永遠に終わらない「無限家事地獄」
家事をもっと楽したいと思っているのに、なかなかそうできない理由で最も多かったのは「自分以外にやる人がいないから」で、続いて「家事には正解がないから」、「家事には際限がないから」、「達成度が測れる尺度がないから」、「自分の中の理想と比較して、できないと思ってしまう」など、次から次へとやるべき家事を作り出してしまう、どこまでいっても終わらない理由が並びました。
多くの共働き世帯が、いわば「無限家事地獄」に陥ってしまっているようです。 時短や家事分担をしてもゆとりや余裕ができない理由も、この「無限家事地獄」が原因かもしれません。
家事をもっと楽したいと思っているのに、なかなかそうできない理由で最も多かったのは「自分以外にやる人がいないから」で、続いて「家事には正解がないから」、「家事には際限がないから」、「達成度が測れる尺度がないから」、「自分の中の理想と比較して、できないと思ってしまう」など、次から次へとやるべき家事を作り出してしまう、どこまでいっても終わらない理由が並びました。
多くの共働き世帯が、いわば「無限家事地獄」に陥ってしまっているようです。 時短や家事分担をしてもゆとりや余裕ができない理由も、この「無限家事地獄」が原因かもしれません。
2年前の2017年と比較して、徐々にではあるものの、意識としても実態としても、共働き世帯での家事分担が浸透してきていることがうかがえます。
一方で、普段の生活の中での余裕やゆとりは減退しており、さらには夫婦間でのトラブル、家事分担を巡ってのケンカが2年前よりも増えており、夫婦ともに家事に疲弊する「共疲れ」状態に陥っているのでは?という結果に。
また、「自分の好きなことをする時間」など「心が求める時間」を持てていないと感じている夫婦が多く、実際に、家事分担が進んでも夫婦合わせたトータルの家事時間は減っておらず、むしろ増えていることもわかっています。
では、時短の工夫をすれば解決するのか?というとそうでもなく、時短をしてもゆとりがない、楽にならないという共働き世帯が多い結果となっています。
その要因について深掘りしてみると、時短をしてもやるべき家事の量自体は変わらない、さらには家事には正解も際限もなく、時短によって生み出された時間で別のやるべき家事ができてしまう、という実態が浮き彫りになっており、このことが共働き夫婦に余裕やゆとりが増えない要因のひとつと考えられそうです。
一方で、普段の生活の中での余裕やゆとりは減退しており、さらには夫婦間でのトラブル、家事分担を巡ってのケンカが2年前よりも増えており、夫婦ともに家事に疲弊する「共疲れ」状態に陥っているのでは?という結果に。
また、「自分の好きなことをする時間」など「心が求める時間」を持てていないと感じている夫婦が多く、実際に、家事分担が進んでも夫婦合わせたトータルの家事時間は減っておらず、むしろ増えていることもわかっています。
では、時短の工夫をすれば解決するのか?というとそうでもなく、時短をしてもゆとりがない、楽にならないという共働き世帯が多い結果となっています。
その要因について深掘りしてみると、時短をしてもやるべき家事の量自体は変わらない、さらには家事には正解も際限もなく、時短によって生み出された時間で別のやるべき家事ができてしまう、という実態が浮き彫りになっており、このことが共働き夫婦に余裕やゆとりが増えない要因のひとつと考えられそうです。
Chapter4.家電などに任せられる「しない家事」リスト公開!「しない家事」でストレスも減
・「時短」でも「分担」でもない、「しない家事」は70項目
正解がない、際限がない、永遠に終わらない「無限家事地獄」。やってもやっても終わらないなら、いっそのこと「時短」や「分担」だけではなく、家電などに任せて人間がしなくていい「しない家事」を増やしてはどうだろうか。
育児や介護を除く、共働き世帯を想定した時の家事リストはおよそ167項目で、そのうち約41.9% にあたる70項目が、家電などに任せられる可能性がある「しない家事」ということがわかりました。
正解がない、際限がない、永遠に終わらない「無限家事地獄」。やってもやっても終わらないなら、いっそのこと「時短」や「分担」だけではなく、家電などに任せて人間がしなくていい「しない家事」を増やしてはどうだろうか。
育児や介護を除く、共働き世帯を想定した時の家事リストはおよそ167項目で、そのうち約41.9% にあたる70項目が、家電などに任せられる可能性がある「しない家事」ということがわかりました。