2019年8月26日 更新

【ママの教科書】症状別・赤ちゃんの病気と受診のタイミング <耳の異変編>

いざという時のために知っておきたい!症状から予測される赤ちゃんの病気と受診の目安をご紹介します。

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赤ちゃんの具合が悪いとき、ママがまず知りたいのは「何の病気か」「すぐに受診するべきかどうか」です。いざという時のために知っておきたい!症状から予測される病気と受診の目安をご紹介します。今回は「耳の異変」編です。

赤ちゃんが耳を気にするしぐさに要注意!

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赤ちゃんは、中耳炎や外耳炎などの耳のトラブルを起こしやすいといわれています。赤ちゃんの耳管(じかん)は短く水平なため、風邪などの感染症にかかると喉や鼻からウイルスや細菌が耳管を通って中耳腔に達し、中耳炎を引き起こします。

しかし赤ちゃんは、耳に痛みがあっても言葉で表現できないので見逃されやすく、発見が遅れる場合があります。不機嫌な様子が続く、しきりに耳を気にする、耳に触ると泣く、などの状態が見られる時は耳の病気を疑って受診しましょう。

耳の聞こえが気になったら早めに受診を

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耳についてもう一つ注意したいのが“耳の聞こえ”です。特に軽い難聴などは気が付きにくく、そのままにしておくと言葉の発達に影響が出てきてしまうことがあるため、早めに発見することが大切です。

大きな音に気付かない、声をかけても気付かないなど気になる様子が見られたら、早めに小児科もしくは耳鼻科を受診しましょう。

耳の形態異常は手術の場合も

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耳が小さい、耳が立っていたり折れていたりするなど、生まれつき耳の形態に異常がある場合の耳を「形態異常」といいます。内耳や外耳にも異常がある時は聞こえに影響があることもあり、検査の上で形成手術を行います。耳の形が気になる場合は、小児科か形成外科へ。

受診の目安

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とりあえず家で様子をみる
・耳垂れが時々あるが、痛みや発熱はない
・耳の聞こえは悪くない

診察時間内に受診
・大きな音にも反応せず耳の聞こえが気になる
・耳を痛がっている様子がある
・発熱や耳垂れの症状がある

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