2024年1月16日 更新

日本との違いは?フランスの幼稚園事情を現地在住ママが解説!

現在6歳になった娘がフランスの幼稚園に通っています。現地在住の筆者が、日本とフランスの幼稚園の違いについてご紹介します。

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筆者は6歳の女の子と7ヶ月の男の子のママで現在フランスに住んでいます。上の子は現地の幼稚園に通っています。日本ですと、一般的に親の仕事の都合などによって幼稚園か保育園か選ぶと思います。では、フランスではどうでしょうか?娘が通っている幼稚園での体験を通してにはなりますが、フランスの幼稚園事情についてご紹介します。

義務教育

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フランスでは2019年の秋から幼稚園が義務教育になりました。学年の始まりが9月からで、1月から12月生まれの子が同じ学年になります。3歳になる年から3年間幼稚園に通い、それまでは保育園に入れたり保育ママに預かってもらうか、育休を取り自分で見ます。幼稚園は、オムツが取れていることが必須です。

幼稚園は8:30から16:30までですが、朝や夕方の延長保育が申請でき、娘の通っている幼稚園では最大で7:30から19:00まで預ける事が可能です。共働き家庭が多いので、16:30に祖父母やベビーシッターが迎えに来る子も多いです。

休みがたくさんある

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地域によって異なりますが、毎週水曜日は休みか半日のみになります。また夏の約2ヶ月間のバカンスの他に、2ヶ月に1度2週間のバカンスもあります。その際は「centre de loisirs」という学童か祖父母に預ける、または有給を取って対応する必要があり、正直大変です…。

幼稚園は無料

幼稚園の8:30から16:30の部分は無料で、給食費のみ払います。料金は住んでいる都市毎に違い、親の収入によって計算されます。その他の延長保育や学童の費用も親の収入によって金額が異なります。例えば、筆者が住んでいる所では1回の給食費が約480円から約980円ですが、パリでは約17円から約900円となっています。

給食

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お昼は食堂で、担任の先生でなく別の食事を担当するスタッフの人達が付き添います。お昼の時間が約2時間ありますが、連れて帰り家で食事をしたり、レストランに行く事も可能です。ただし、迎えに行きまた送る必要があるので近所でないと大変なのと、親の仕事の内容によって出来るか変わりますが、娘のクラスでも家で食事をとるお友達が何人かいます。
メニューは、ある日の内容が「牛肉のソテー、ペッパーソース添え・にんじんとレンズ豆・チーズ・季節のフルーツ」、またある日は「白身魚のフライ、レモン添え・カリフラワーとじゃがいも・クレームアングレーズ・フォンダンショコラ」で、毎回パンが付きます。オーガニックと地元の食材を多く使っており、週に1回ベジタリアンの日があります。
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この記事のライター

Mei Mei

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