2020年12月31日 更新

ストレスをためすぎない!子供のイヤイヤ期をうまく乗り切るコツ5つ

あれもこれも「イヤ!」と口を開けばイヤイヤばかりで暴れて、どうしようもなく困ってしまうイヤイヤ期。仕方ないと分かっていても、やっぱりストレスになってしまいますよね。そんなイヤイヤ期をうまく乗り切るコツをご紹介します。

そもそもイヤイヤ期とは?

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子供によって差はありますが、だいたい2歳前後になってくるとイヤイヤ期が訪れると言われています。毎日あれこもれも「イヤ!」と言われるとママも悩み、イライラもたまってしまいますよね。

イヤイヤ期は、子供自身がやりたいことが増えてくるけれど、でも何がやりたいのか分からず、また自分の主張もうまく伝えられないので、「イヤ」と言い続けてしまうのです。

でもそうやってイヤイヤを繰り返すうちに、自分の好きなものや、やりたいことが分かってくる、そんな自分探しの大切な時期でもあるんです。

イヤイヤ言ってしまう理由

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イヤイヤ期が始まるのは、「自分」と「他人」というものがわかり始める時期と言われています。

自分と他者がはっきり区別できるようになることで、人から提案されたことに対して「自分のやりたいことと違う」と感じて「イヤ」と言います。しかしまたはっきりと自分のやりたいことが分からず、うまく伝えられないため「イヤ」としか主張ができないのです。

しかし、こういった状態を何度も経験することで、自分の好みや心地良いことを見つけていく行動力になるのです。

乗り切るコツ① イヤの気持ちを分かろうとしてみる

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「イヤ!」と言ってきたときは、ママも忙しかったり何がイヤなのか原因がわからないときも多いですが、子供のイヤイヤをおさめるには、根気よくイヤイヤの原因を知ろうとする姿勢が大事になります。

何かを欲しがっているようなら「これが欲しいの?」「あれかな?」と言葉かけをしてみたり、「○○が欲しかったんだね」と子供の要求を言葉で教えてあげるようにすると、子供自身も次からはそうやって伝えれば良いのか、と考えられるようになっていきます。コミュニケーションの練習の時期とも考えられますね。

それでもイヤイヤの原因がわからないときは、ただ抱きしめてあげるだけで大丈夫です。すべてのイヤイヤに応えるのは本当に大変なので、ママの心の限界が来たら「ごめんね、ママ分からないな」と言って抱きしめてあげれば良いのです。

乗り切るコツ② 余裕があるときに楽しみを共有する

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ママもいつでもイヤイヤに付き合ってあげられるわけではありませんよね。忙しくて時間がなかったり、気持ちに余裕がない時もあります。そんな時は無理をしないことが大切です。

そのかわり、少し余裕がある時、子供が楽しく遊んでいるのと一緒に子供の「楽しい」の気持ちを共有することで、子供はママのことを信頼できる存在だと感じます。

その共有の感覚が増えて、信頼が築けていけば、忙しい時でも子供も親の気持ちを分かろうとしてくれる理解の幅が広がるきっかけになります。

乗り切るコツ③ イヤの感情をたくさん経験させてあげる

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ママの余裕がない時や忙しい時は、ついついイヤイヤをおさめたくて、おやつやテレビなどに頼ってしまうことも多いですよね。もちろんそれもイヤイヤ期を乗り切るためには必要な手段です。

でもあえて子供自身にイヤイヤの感情をしっかり経験させてあげることも大切なんです。子供自身も心地の悪い状態のままでいいと思っているわけではないので、それをなんとかしようと動こうとすることは、とても大きな経験になっていきます。

心をたくましくする時期だ!と割り切って、自分でイヤイヤを何とかしようと行動するのを見守るのもコツのひとつです。
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