2019年8月29日 更新

映画「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」が公開!児童文学作家ロアルド・ダール作品の魅力

9月17日公開のディズニー映画「BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」。「BFG」や「チャーリーとチョコレート工場」の原作は、同じ作家の児童文学作品なんです。

ロアルド・ダール/著 クェンティン・ブレイク/絵

ロアルド・ダール/著 クェンティン・ブレイク/絵

マチルダは天才少女。三歳になる前に字が読めるようになり、四歳で、有名な文学作品も読みこなす。ところが両親ときたら、そんな娘を「かさぶた」あつかい。「物知らず」だの「ばか」だのと、どなりちらしてばかり。

学校にあがると、そこには巨大な女校長がいて、生徒をぎゅうぎゅう痛めつけている。横暴で高圧的な大人たちに頭脳で立ち向かうマチルダの、痛快仕返し物語。
ハリー・ポッターが出るまで「イギリスで一番売れた児童書」だったという『マチルダはちいさな大天才』。

女の子のおさげをつかんでぐるぐる振り回して、ハンマー投げをするように運動場の向こうまですっ飛ばしてしまうような恐ろしい校長先生。自身が持つ知性を持つ知性などを上手く活用して理不尽な大人たちに立ち向かう5歳の女の子、マチルダ。

マチルダの能力を認めてくれない両親や、優しくて儚げなマチルダの担任教師、ミス・ハニー。

個性的な登場人物たちが織り成す物語はユニークで、世界中の子どもたちに愛されているのですが、大人が読んでも「子供にとってよい両親とは何か」など考えることがある、なかなか読み応えのある本です。

「Matilda」というタイトルで映画にもなっているのですが、日本版DVD・ブルーレイディスクは出ていないようで残念です。

まとめ

ロアルド・ダールの本は、いわゆる「大人が読んでほしい正統派児童文学」ではなく「子供がよろこぶ強烈でワクワクする物語」が多い気がします。日本でいうと、『かいけつゾロリシリーズ』なんかが近いイメージかもしれません…?

ですが、映画「BFG」は感動的なファンタジーに仕上がっているようですし、ディズニー作品なので、映像もきっと美しいだろうなぁと思います。

映画を観て、興味がわかれた方は、原作や他のダール作品もおすすめですよ♪
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むっく むっく

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