2019年8月26日 更新

【トイレトレーニング】紙トレパンVS布トレパンVS布パンツ!各アイテムのメリット・デメリット

お子さんのトイレトレーニングを始める際主に用いられる3つの下着アイテムについて、メリット・デメリットをまとめました。

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お子さんのトイレトレーニングを始めて進めていく際、赤ちゃんの頃から履かせている通常の紙オムツでは、子どもが濡れた感覚がわかりづらい「濡れて気持ち悪い」という意識が芽生えない等の理由から、トレーニングに適した下着に交換していくこととなります。

その際、主に以下の3つの下着のどれかを使用、または併用しながら進めていくこととなります。

・紙のトレーニングパンツ(以下:トレパン)
・布のトレパン
・布パンツ(幼児~大人の主な下着となる、吸水層の加工のないパンツ)

私が保育園勤務で1~3歳頃の子どもたちのトイレトレーニングに際の経験も交えて、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。参考にしてみてください。

紙トレパンのメリット・デメリット

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・『トレパンマン』(ユニ・チャーム)
・『パンパース 卒業パンツ』(P&G)

などが有名な、紙製のトレパンは、パッケージモデルもオムツラインナップの中では比較的大きい(年齢が大きく立っちで表情も豊かな)子がプリントされていることが多いです。「卒業パンツ」というと、「本格的にオムツ外れの頃に使うものかな?」というイメージが湧きやすいですが、サイズが合えばトイレトレーニングをしようと思ったタイミングから使っていくことができます。

“おしっこを吸収してくれる(紙パンツ機能)けれど、塗れた感じがわかりやすい”のが特徴です。

メリット

・通常のオムツ同様、使用後破棄できるので洗濯物が増えない
・子どもが濡れた感じに気づかなかったりおしっこが出たことを言わなくとも、1~2回分のおしっこであれば漏れずに吸収してくれるので部屋が汚れにくい
・こまめに交換すると、蒸れも少なく肌荒れも起こりにくい
・短時間の外出時や、トイレトレーニングが完了の頃の子どもの外出にも安心感が持てる

デメリット

・通常のオムツよりは濡れがわかりやすい加工だが、布製のものに比べると気持ち悪さが少なく子どもが言わない・オムツ外れがスローペースになりやすい
・2~3歳頃になり知恵がついてくると「紙パンツだからトイレに行かなくとも大丈夫」と停滞してしまう子も
・おしっこの量が多い時は漏れてしまうこともあり、外出時絶対に安心ではない。また、ウンチもでも通常の紙オムツより漏れやすい。(大用ではない)ゆるいと漏れる
・通常の紙パンツ同様、商品によっては肌に合わないという場合もある
・おしっこ1回毎に交換するべきとなっていて、通常紙オムツより高値であるため、総合的にコスパが悪い
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保育園では、紙トレパンから始めたり、慣れてきたら送迎時(短時間移動)だけこちらを使うというケースもありますが、園やご家庭の考えでこのステップを飛ばす(紙トレパンは不要)という場合もあります。

私自身は、我が子のトレーニングで家では布・外出時は紙(遠出は通常オムツ)と使い分けることで、自分自身の安心につながっています。しかし、布に慣れた子は「子どもが紙パンツを履きたがらない・嫌がる」場合もあることを考えると、実態感からは早めに「シーンごとに使い分け」を子どもと共に考えておくことをおすすめします。

布トレパンのメリット・デメリット

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メーカーや商品によって差異はあるかと思いますが、基本的に以下の3ステップに分けて売られている布のトレパン。

・6層:まだ「おしっこ」が言えない
・4層:言えて自分からトイレに行こうとしている
・3層:ほとんど自分でトイレに行ける
「層」は吸水層の厚みを表し、数字が大きいほど漏れにくい構造となっています。段階を追って使用する場合もあれば、子どもの状態やママの考えでお好みの1パターンのみを複数用意される場合もあります。
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この記事のライター

piyoco piyoco

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