小学校の英語のレベルはどのくらい？授業の内容や家庭学習のポイントまとめ

では、英語を苦手にならないためには、親はどうサポートしてあげれば良いのでしょうか？

やはり一番大切なことは、「英語は楽しい！」と子どもに思わせてあげることです。低学年の頃であれば、英語の歌を流して親子で歌いながらダンスをしても良いでしょう。また、英語の早口言葉や言葉遊びで、英語の発音に慣らしておくのもおすすめです。

100円ショップで売っているような英語カードを利用してカルタ遊びをしたり、スーパーの食品売り場で英語の名前当てクイズをするのも楽しいでしょう。特別に英語の勉強をするのではなく、日常の生活の中で楽しく英語を使ってあげると子どもの苦手意識も薄まります。

高学年になったら、学校で習ったセンテンスを使って子どもと会話を楽しみましょう。まだ子どもが英文を覚えきっていなければ、教科書を見ながらでもかまいません。何回も口にしているうちに、自然と出てくるようになります。

もしも授業内容は完璧に覚えているお子さんであれば、他の言い回しを教えてあげるとさらに英語が上達します。例えば先述したレストランでの会話であれば、「What would you like ?」の他に「What would you like to order ?」や「Are you ready to order ?」のような言い方もあることを教えてあげると良いでしょう。

答え方も「I'd like ◯◯.」だけでなく、「I'll have ◯◯.」や「I'll get ◯◯.」を使ってみても良いでしょう。たまには「What do you have ?（何がありますか？）」や「What do you recommend ?（何がおすすめですか？）」など、少し変わった返しをしてあげるのも楽しいかもしれませんね。

親が英語が苦手だと、自分の子どもに英語を教えてあげられるかどうか不安になりますよね。しかし、小学校の英語はそこまで難しくないので、中学英語を思い出せば十分に対応できます。もしも英語がわからなかったとしても、親が率先して学ぶ姿を見せれば子どもも自然に後からついてきます。苦手意識を持つことなく、ぜひ親子で英語学習を楽しんでみてください。