猛暑の夏が終わり、秋が近づいてきました。
涼しくなるにつれて、子供たちを屋外へ連れ出す機会も多くなってきます。
秋はキャンプやピクニックのベストシーズン。夏は海で過ごすことが多かったご家族も、今度は遊びの場が山へ移ります。
そんな時に気を付けなければならないのが、危険生物による被害です。
毒のある危険な虫を知り、その対処法を勉強することで、より安全に楽しく外遊びを楽しむことが出来ます。
涼しくなるにつれて、子供たちを屋外へ連れ出す機会も多くなってきます。
秋はキャンプやピクニックのベストシーズン。夏は海で過ごすことが多かったご家族も、今度は遊びの場が山へ移ります。
そんな時に気を付けなければならないのが、危険生物による被害です。
毒のある危険な虫を知り、その対処法を勉強することで、より安全に楽しく外遊びを楽しむことが出来ます。
屋外だけではない!家にも侵入するムカデ
ムカデの活動が一番活発になるのは、9月から10月にかけて。
しかも、小さかった子供のムカデがこの時期になると大きく成長しています。
落ち葉や倒木の下だけでなく、実は家の中にも侵入してきます。靴の中や布団の中に潜んでいる事も多いので、注意が必要です。
ムカデの顎にはヒスタミンやセロトニンなどの成分が入った強力な毒が含まれています。そのため、刺されると非常に激しい痛みを感じます。また、アナフィラキシーショックを起こす危険もありますので、刺された直後に頭痛や嘔吐や呼吸困難などを感じたら、急いで病院で受診してください。
ムカデに刺された場合は、以下の対処を行いましょう。
●お湯で傷口を洗う
ムカデの毒は熱に弱いので、噛まれたらすぐ43度~46度の熱いお湯で、傷口を5分以上洗い流してください。お湯が無い場合は水筒に入っている熱いお茶などでも大丈夫です。
●抗ヒスタミン剤が含まれているステロイド軟膏を塗る
傷口から広範囲にわたって塗ってください。それでも痛みが激しい場合は、解熱鎮痛剤を飲むなどすると効果的です。
<これは絶対にやってはダメ!>
●口で毒を吸い出す
口で毒を吸い出すと毒が口の中に入ってしまいます。毒が入ると口の中が腫れたり、ひどいときは気道閉鎖の恐れもあります。
●傷口を冷やす
ムカデの場合は冷やすと痛みが余計にひどくなります。絶対に冷やさないでください。
しかも、小さかった子供のムカデがこの時期になると大きく成長しています。
落ち葉や倒木の下だけでなく、実は家の中にも侵入してきます。靴の中や布団の中に潜んでいる事も多いので、注意が必要です。
ムカデの顎にはヒスタミンやセロトニンなどの成分が入った強力な毒が含まれています。そのため、刺されると非常に激しい痛みを感じます。また、アナフィラキシーショックを起こす危険もありますので、刺された直後に頭痛や嘔吐や呼吸困難などを感じたら、急いで病院で受診してください。
ムカデに刺された場合は、以下の対処を行いましょう。
●お湯で傷口を洗う
ムカデの毒は熱に弱いので、噛まれたらすぐ43度~46度の熱いお湯で、傷口を5分以上洗い流してください。お湯が無い場合は水筒に入っている熱いお茶などでも大丈夫です。
●抗ヒスタミン剤が含まれているステロイド軟膏を塗る
傷口から広範囲にわたって塗ってください。それでも痛みが激しい場合は、解熱鎮痛剤を飲むなどすると効果的です。
<これは絶対にやってはダメ!>
●口で毒を吸い出す
口で毒を吸い出すと毒が口の中に入ってしまいます。毒が入ると口の中が腫れたり、ひどいときは気道閉鎖の恐れもあります。
●傷口を冷やす
ムカデの場合は冷やすと痛みが余計にひどくなります。絶対に冷やさないでください。
都会の街路樹にも潜む チャドクガの危険
via www.google.co.jp
チャドクガは、卵・幼虫・成虫と、一生を通して危険な毒針毛を持つので、みかけても絶対に触ってはいけません。
幼虫の発生時期は2回あり、1回目は春先で2回目は8月~9月です。
多食性ですので、サザンカやサクラや椿やクヌギなどの他にも、都会の街路樹など、ありとあらゆる場所に潜んでいます。
また、刺された瞬間には痛みはなく、2~3時間後に皮膚が赤く腫れあがり、発疹などが現れたり痛みやかゆみなどの症状が出てきます。
ムカデと同じく、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあるので、その場合は速やかに病院へ行きましょう。
チャドクガに刺された場合は、以下の対処を行います。
●毒針毛を抜く
服や皮膚に付着している毒針毛を抜き取ります。ですが、手で抜き取ると被害が拡大しますので、ガムテープなどを貼りつけて取り除きます。
●お湯で皮膚を長時間洗い流す
チャドクガの毒は熱に弱いので、43度~46度の流水で傷口を洗い流します。
●抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)やステロイド剤をぬる
<これは絶対にやってはダメ!>
●毒針毛がついた服を洗濯機で洗う
他の服にも毒針毛がつき、被害が広がってしまいます。毒針毛がついた服はほかの服とわけて、お湯で洗うか、なべて煮てから洗濯してください。チャドクガの毒は熱に弱いので、お湯の熱で無毒化します。スチームアイロンをかけるのも効果的です。
幼虫の発生時期は2回あり、1回目は春先で2回目は8月~9月です。
多食性ですので、サザンカやサクラや椿やクヌギなどの他にも、都会の街路樹など、ありとあらゆる場所に潜んでいます。
また、刺された瞬間には痛みはなく、2~3時間後に皮膚が赤く腫れあがり、発疹などが現れたり痛みやかゆみなどの症状が出てきます。
ムカデと同じく、アナフィラキシーショックを起こす可能性もあるので、その場合は速やかに病院へ行きましょう。
チャドクガに刺された場合は、以下の対処を行います。
●毒針毛を抜く
服や皮膚に付着している毒針毛を抜き取ります。ですが、手で抜き取ると被害が拡大しますので、ガムテープなどを貼りつけて取り除きます。
●お湯で皮膚を長時間洗い流す
チャドクガの毒は熱に弱いので、43度~46度の流水で傷口を洗い流します。
●抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)やステロイド剤をぬる
<これは絶対にやってはダメ!>
●毒針毛がついた服を洗濯機で洗う
他の服にも毒針毛がつき、被害が広がってしまいます。毒針毛がついた服はほかの服とわけて、お湯で洗うか、なべて煮てから洗濯してください。チャドクガの毒は熱に弱いので、お湯の熱で無毒化します。スチームアイロンをかけるのも効果的です。
被害件数最多の超危険生物 スズメバチ
via www.google.co.jp
スズメバチが一番気性が荒くなる時期は9月中旬から10月下旬です。
スズメバチについて気を付けるべきことは、刺されたときの対処法よりも「刺されない方法」を知ることが一番です。
巣を見つけたら絶対に近づかないのはもちろんですが、
山を歩くときは頭を守るために帽子をかぶったり、色の濃い服を着ない、香水などの匂いの強いものは身に着けないなどが効果的です。ちなみに虫よけスプレーなどはスズメバチには効果がありません。
万が一、気が付かないうちにハチの巣に近づいてしまったら、大きな声を出したりは絶対にせず、腰をひくくして、ゆっくりと巣から離れましょう。大声を出したり走ったりすると、蜂を刺激してしまい、追いかけてきます。
頭や首をさされると重症化するために、頭部と首を守る事も必要です。
それでも、刺されてしまったら、以下のことに注意しましょう。
●すぐに病院で受診を
蜂は、刺した時に皮膚の中に毒針を残す場合が多いので、蜂に刺された場合はすぐに病院へ行きましょう。
<これは絶対にやってはダメ!>
●刺された箇所におしっこをかける
昔はよく「蜂に刺されたらおしっこをかけると良い」などと言われていましたが、それは完全に間違っています。雑菌が入るので絶対にやってはいけません。同じ理由で口で毒を吸い出すのもやってはいけません。
スズメバチについて気を付けるべきことは、刺されたときの対処法よりも「刺されない方法」を知ることが一番です。
巣を見つけたら絶対に近づかないのはもちろんですが、
山を歩くときは頭を守るために帽子をかぶったり、色の濃い服を着ない、香水などの匂いの強いものは身に着けないなどが効果的です。ちなみに虫よけスプレーなどはスズメバチには効果がありません。
万が一、気が付かないうちにハチの巣に近づいてしまったら、大きな声を出したりは絶対にせず、腰をひくくして、ゆっくりと巣から離れましょう。大声を出したり走ったりすると、蜂を刺激してしまい、追いかけてきます。
頭や首をさされると重症化するために、頭部と首を守る事も必要です。
それでも、刺されてしまったら、以下のことに注意しましょう。
●すぐに病院で受診を
蜂は、刺した時に皮膚の中に毒針を残す場合が多いので、蜂に刺された場合はすぐに病院へ行きましょう。
<これは絶対にやってはダメ!>
●刺された箇所におしっこをかける
昔はよく「蜂に刺されたらおしっこをかけると良い」などと言われていましたが、それは完全に間違っています。雑菌が入るので絶対にやってはいけません。同じ理由で口で毒を吸い出すのもやってはいけません。
まとめ
いかがでしたか?
たしかに害虫被害は怖いですが、恐れてばかりではせっかくの屋外遊びが楽しくありません。
適切な対処法と知識があれば、いざという時もきっとお子様を守ってあげることが出来ます。
怖がりすぎず、秋のキャンプや遠足を楽しみましょう!
たしかに害虫被害は怖いですが、恐れてばかりではせっかくの屋外遊びが楽しくありません。
適切な対処法と知識があれば、いざという時もきっとお子様を守ってあげることが出来ます。
怖がりすぎず、秋のキャンプや遠足を楽しみましょう!