2022年6月27日 更新

美容のスペシャリストに学ぶ!知っておきたいまつ毛の「毛周期」と正しい「ケア」

汗ばむ季節でもくるんと上向き!マスクの蒸気にも負けない「美まつ毛」へ。美容専門医・表参道スキンクリニック渋谷友香先生から学ぶ、まつ毛の毛周期と毛周期に合わせた正しいケアの方法をご紹介します。

最近蒸し暑い日も増え、夏が近づいてきましたが、まだまだマスクを手放せない日々が続いています。マスクをした状態でのコミュニケーションではどうしても目元に視線が集まってしまうので、目元のケアは大切ですよね。また、暑い日にマスクをしていると、どうしても蒸気でまつ毛が下がってきてしまう…という悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで大切になってくるのが、まつ毛ケアです。まつ毛には「毛周期」という生えかわりのサイクルがあり、そのサイクルに合ったケアをすることで、より効果的なケアをすることができます。今回は、まつ毛の毛周期と毛周期に合わせた正しいケアの方法を、美容のスペシャリストである表参道スキンクリニックの渋谷友香先生から詳しく伝授していただきました。

まつ毛の毛周期って?

まず、毛には生え変わるサイクル「毛周期」があることをご存知でしょうか?毛周期には4つの時期があり、生え始めの成長初期、伸びる時期の成長期、成長が止まる退行期、抜けて発毛までの準備期間の休止期が1つのサイクルになっています。まつ毛や髪の毛はもちろん、体中の毛1つ1つにこの毛周期というものがあり、繰り返すことで毛は生え変わっているのです。
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まつ毛の毛周期は、早いと3週間~1ヶ月程度、遅いと3ヶ月~4ヶ月程度です。髪の毛の場合は5~7年をかけて生え変わると言われていますので、まつ毛は髪の毛に比べると短い毛周期ということがわかります。健康で美しいまつ毛を保たせるためには、毛周期に合わせた毎日のケアが大切です。

まつ毛を痛める5つの原因

・物理的なダメージ
クレンジングや洗顔の際に目を擦ったり、ビューラーで強く引っ張ったりしてしまうことでおこるダメージ

・化学物質によるダメージ
まつ毛エクステ、まつ毛パーマ、つけまつ毛で使用する薬剤からのダメージ

・熱によるダメージ
ホットビューラーの熱によるダメージ

・メイク汚れによるダメージ
メイクが十分に落とせていないときについてしまう汚れからのダメージ

・環境によるダメージ
外気や乾燥、紫外線など外部環境によるダメージ

3つの正しいまつ毛ケア

まつ毛美容液を使うのは成長初期、成長期がおすすめ。逆に成長期の毛にダメージを与えてしまうと細く短い毛になってしまうので、まつ毛エクステなどをする場合は退行期の毛につけると良いでしょう。

①アイメイクのクレンジングはリムーバーを使う

クレンジングオイルやクレンジングジェルを使ってメイクを落とすと、どうしても手で擦ってしまい、まつ毛にとって負担がかかります。毛に物理的なダメージを与えないように、クレンジング前にアイメイクだけでもリムーバーでオフすることをおすすめします。

②洗顔は泡で汚れを落とす

クレンジングと同様、洗顔をするときも無意識のうちに手で擦ってしまい、まつ毛はもちろん、肌にも負担をかけています。洗顔をするときは擦らず、泡を立てて押し洗いで汚れを落とす意識をすると、まつ毛にも肌にも優しく洗うことができます。洗顔後

③まつ毛美容液で毎日のケア

まつ毛美容液を使用する方は多くなってきていると思いますが、毎日継続できていますか?先程もご説明したように、まつ毛の毛周期は短いため、ケアを継続していくと変化を実感しやすくなり、理想の美まつ毛を手に入れられます。

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この記事のライター

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