子供が大好きなおもちゃ。
日本にこのおもちゃが住所になっている場所があることを皆さんご存知でしょうか?
日本にこのおもちゃが住所になっている場所があることを皆さんご存知でしょうか?
その名も「おもちゃのまち」。
都内からもそう遠くない「おもちゃのまち」は北関東にあります。子供と一緒楽しめる町「おもちゃのまち」をご紹介します。
「おもちゃのまち」とは
「おもちゃのまち」は、栃木県下都賀郡壬生町(とちぎけんしもつがぐんみぶまち)にある地名です。おもちゃのまち駅(駅名も夢のある町になって欲しいと当時の東京玩具組合長であった富山栄市郎氏(トミー創業者)が「おもちゃのまち」と全て平仮名で書く事を提案しました。)から北東部一帯を指し、町名もおもちゃのまち一丁目~五丁目まであります。
「おもちゃのまち」の歴史
ではなぜ、「おもちゃのまち」という面白い住所ができたのでしょうか?「おもちゃのまち」の歴史を調べてみましょう。
時代は1950年代までさかのぼります。この頃おもちゃなどの輸出用の玩具工場の大部分は都墨田区にありました。しかし地価の高騰や工場の拡張などの規制、底海抜地域だった為に水害や台風の影響による自然災害などの問題を抱えていたそうです。
そこで、当時の東京玩具組合長であった富山栄市郎氏(トミー創業者)が他の場所へ工業団地を作り、工場や設備を移転する計画を立てたのだそう!
そして第二次世界大戦に使用された飛行場があり、壬生町に土地を持っていた東武鉄道の積極的な誘致もあり選定の結果現在の場所に工場移転が決まりました。
その後、建売住宅の販売や、獨協医科大学の進出などがあり壬生町はめざましい発展をとげました。
その後、建売住宅の販売や、獨協医科大学の進出などがあり壬生町はめざましい発展をとげました。
現在は、海外生産や、コストダウンに伴い玩具工場は姿を消しましたがその代わりにプラスチック製造、加工の工場や、物流の拠点として倉庫が多くなっているようです。