「飽食の時代」と言われるようになって久しい日本ですが、長年「カルシウム不足」が指摘され続けています。日本人のカルシウム摂取量は、1970年代からほとんど増えていないばかりか、近年少しずつ減ってきていることが国の調査でわかりました。
『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン』では1日700〜800㎎のカルシウムの摂取を勧めていますが、日本人のカルシウム摂取量と推奨量を比較すると、男女共にほとんどの世代で不足しています。
人の骨量は20~30代でピークを迎え、その後徐々に減っていき、特に女性は閉経後急激に減ります。そのため、若いうちにカルシウムをしっかり蓄え、それ以降もカルシウムを十分補充して骨量の低下をなるべく抑えることが大切です。
『骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン』では1日700〜800㎎のカルシウムの摂取を勧めていますが、日本人のカルシウム摂取量と推奨量を比較すると、男女共にほとんどの世代で不足しています。
人の骨量は20~30代でピークを迎え、その後徐々に減っていき、特に女性は閉経後急激に減ります。そのため、若いうちにカルシウムをしっかり蓄え、それ以降もカルシウムを十分補充して骨量の低下をなるべく抑えることが大切です。
日本はカルシウムへの認識が低い!1日の必要摂取量について約9割が知らない
「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書では、カルシウムの食事摂取基準の推奨量(mg/日)の平均から必要量を700mgと算出しています。
森永乳業が20~69歳の全国男女を対象とした「栄養成分や食生活に関するアンケート」を行ったところ、『成人が1日あたり摂取する必要があるカルシウムの量』についての質問に対し、調査対象者全体のわずか11%しか正解せず、摂取量の認知が低いことが明らかになりました。
また実際に1日のカルシウム摂取量と実際の摂取量に関する調査によると、日本人は1日あたり約150mgのカルシウムが不足※しているという結果がでています。(※「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書の数値から算出)
森永乳業が20~69歳の全国男女を対象とした「栄養成分や食生活に関するアンケート」を行ったところ、『成人が1日あたり摂取する必要があるカルシウムの量』についての質問に対し、調査対象者全体のわずか11%しか正解せず、摂取量の認知が低いことが明らかになりました。
また実際に1日のカルシウム摂取量と実際の摂取量に関する調査によると、日本人は1日あたり約150mgのカルシウムが不足※しているという結果がでています。(※「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書の数値から算出)
カルシウムは2種類ある!乳製品に含まれるカルシウムは吸収性が高い
カルシウムには、リン酸カルシウムとカゼインカルシウムの2種類あります。そのうち、乳製品に含まれるカゼインカルシウムは体に吸収されやすくなっています。
例えば、食品ごとのカルシウム吸収率をみてみると、魚は約33%、野菜類が約14%であるのに比べ、乳製品は約40%です。(※日本栄養食糧学会誌, 51, 259-266(1998)より)
自身の一日の摂取量や推奨される摂取量を知っておく必要はありますが、量だけでなく、吸収率などの質を意識することも重要です。
例えば、食品ごとのカルシウム吸収率をみてみると、魚は約33%、野菜類が約14%であるのに比べ、乳製品は約40%です。(※日本栄養食糧学会誌, 51, 259-266(1998)より)
自身の一日の摂取量や推奨される摂取量を知っておく必要はありますが、量だけでなく、吸収率などの質を意識することも重要です。
実は身近に救世主!?手軽に効率よくカルシウムを摂取できるのは〇〇〇〇!
東北大学 農学部教授・斎藤先生によると、牛乳やにぼしなど身近なものでカルシウムが含まれる食品は様々ありますが、忙しい現代人に向け、“手軽に効率よく”カルシウムが摂取できる食品としておすすめしたいのは乳製品、特にチーズの中でもグラムあたりのカルシウム含有量が多い【粉チーズ】です。
特に、粉チーズのカルシウム含有量は牛乳の10倍以上で、乳製品の中でもさらに効率よくカルシウムを摂取することのできる食材と言えます。
また粉チーズは調理する手間も全く必要とせず、普段の食事に振りかけるだけです。さらに洋食だけでなく味噌汁などの和食とも相性が良いため、手軽に効率良く不足しがちなカルシウムを日々取り入れることができる日本人にとって最適の食品と考えられます。
特に、粉チーズのカルシウム含有量は牛乳の10倍以上で、乳製品の中でもさらに効率よくカルシウムを摂取することのできる食材と言えます。
また粉チーズは調理する手間も全く必要とせず、普段の食事に振りかけるだけです。さらに洋食だけでなく味噌汁などの和食とも相性が良いため、手軽に効率良く不足しがちなカルシウムを日々取り入れることができる日本人にとって最適の食品と考えられます。