2022年3月16日 更新

子どもの「感覚過敏」について知ってほしい!学校や幼稚園の先生への伝え方は?

五感が鋭く、日常生活や集団生活で困難を感じる「感覚過敏」。感覚過敏のある我が子がどんなことで困っていたか、その時に筆者のとった対処法・使用アイテム・先生への伝え方についてまとめました。

聴覚

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本人から訴えられたことはなく自覚がないようですが、ザワザワした場所にいるととても疲れるようです。幼稚園や小学校は多くの人が集まって共に過ごすので、必然的にざわついた場所で過ごすことになり、かなりのストレスを受けていたことが考えられましたが、幼い子どもがそういう自分の特性を理解して言語化し、大人に伝えるというのは難しいのだと後から理解しました。また、聞くと不快になる苦手な音がいくつかあるようです。

<対処方法>

1人で過ごせる部屋を用意しました。自分の部屋がまだなかった小さな頃にも、人のいない部屋を選んで移動して過ごしていたので、静かに過ごしたかったのでしょう。我が子にとって幼稚園や学校はひどく疲れるものだと理解し、1日置きに通わせたりそれでも無理な時には休ませたりしています。

また、小学校からは人数の少ない特別支援学級を選択しました。学校内でうるさいと感じる時には、先生に一声かけてイヤーマフを使用しているそうです。

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YorkShin(ヨークシン)イヤーマフ 子供用

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子ども用に特化した防音イヤーマフ。

触覚

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ベタベタした物や石鹸の泡などを触るのが大の苦手でした。とっても嫌な気持ちになって、ストレスになるのだろうと思います。また、たわしのようなチクチクした物や、手袋の滑り止めのようなイボイボした物に触った時には、少し触れただけで叫ぶほど痛がっていました。

人にいきなり触れられると嫌な感覚がしたり痛みが増したりしたので、声をかけてから触れるようにしました。集団生活はワーッと子ども同士が行きかい、ぶつかることや手が当たることなどが多いので、そういった意味でも集団生活は大変なのだと思います。

<対処方法>

自分の意思で楽しい気持ちで取り組めれば、苦手な物に触れても嫌がらなかったので、工夫して苦手に取り組むようにしました。療育先で教えて頂いた可愛いお風呂グッズを気に入ったので、無理はせず少しずつ泡を触れるようにしていったのです。数年かけて自分で体と頭を洗えるように導いていきました。痛いものは避けています。

▼療育先で教えて頂いたお風呂グッズはこちら

MARNA 背中も洗えるシャボンボール アニマルミックス(カエルGR/サルPK)

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かわいいアニマルがついてるシャボンボールです。両端のヒモを引っ張るとネットの部分が「グーーン」と伸びて、洗いにくい背中もゴシゴシ洗えます。少ない石けんでもモコモコ泡立ちます。
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