「感覚過敏」とは?
「感覚過敏」とは、視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚が鋭くて、感じ取りすぎてしまうことを言います。全ての感覚が鋭い場合も、この中のいくつかが鋭い場合もありますし、鋭さの程度も人それぞれです。感覚過敏のある方は、日常生活において辛いと感じることや困難になることは多くありますが、それが“その人にとっての普通”であるため、その大変さを説明できないことが多々あります。
また、周囲の人も「そんなことあるわけない」とか、「大げさ」「ワガママ」と捉えてしまいがちなので、感覚過敏の方は自分の辛さを理解されないという苦しみも抱えてしまうのです。特に、幼い子どものケースでは多いようです。
周囲に感覚過敏の方がいた場合に理解してあげて欲しい、そしてお子さんが感覚過敏であった場合にはこれを読んで筆者の経験談を活かして欲しいと思い、この記事を書きました。ぜひ、最後まで読んでみて下さい。
我が子のケース&筆者のとった対処法と変化
我が子の小さい頃にあった「感覚過敏」による困りごとと変化、その時筆者がとった対処法・使ったアイテムをご紹介します。
視覚
まぶしいのが苦手で、外に出ると「まぶしい、まぶしい」と言って帽子を深くかぶろうとしていました。また、探し物が苦手で、すぐ側にあるようなものも見つけられずにいました。
<対処方法>
感覚過敏を知らなかった頃は、帽子をかぶせたり自分の陰を歩かせたりしていました。視力低下で眼鏡を購入する時にUVカットの機能も追加して作ってもらってからは、あまりまぶしいと言わなくなったので、まぶしいのを嫌がるお子さんにはUVカット眼鏡をかけさせてあげると良いと思います。
探し物は、筆者も一緒に探して先に見つけ、ヒントだけを出して最後は自分で見つけるようにさせていました。ゲームっぽくしていたので、楽しかったようです。
▼子供用UVカット眼鏡は、こちらの商品のように手ごろなお値段のものもあります。