2019年8月26日 更新

赤ちゃんの誕生の報告と無事の成長を願う行事『お宮参り』

赤ちゃんが元気に生きていけるように、氏神様にお参りしましょう。

赤ちゃん誕生の報告と無事の成長を願って、産土神にお参りをする行事をお宮参りと言います。
昔から父方のお母さんが赤ちゃんを抱っこしてお参りするのが習わしですが、これは出産したばかりの女性は穢されているとされ、神社にお参りできなかったため。
最近は不浄という考え方も薄くなり、夫婦と赤ちゃんだけのお参りも一般的です。

日取りは体調や天候と相談しながら

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一般的には男の子は生後30〜31日、女の子は生後32〜33日と言われていますが、まだ赤ちゃんもママも体調が万全ではない時期です。
しきたりにとらわれず、天気がよい吉日を選ぶとよいですね。

誰と行けばいいの?

昔は姑、仲人、産婆などが赤ちゃんを抱いて産土神に詣でましたが、現代は形式にとらわれず両家の両親と夫婦で行くことが多いようです。
その場合は両家のお母さんが赤ちゃんを交互に抱き、祝い着を掛けます。

どこの神社でもいいの?

産土神はその土地に生まれた者を守ってくれるので、本来のお宮参りの意味からすると地元の神社がおすすめです。
ただし、近くに手ごろな神社がないなどの理由で遠くの有名神社にお参りする人もいます。

祝い着を用意しよう

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お宮参りに欠かせないのが、赤ちゃんに掛ける祝い着です。昔は母方の実家から贈るのが習わしとされていましたが、最近はこだわらず好きなものを選ぶ人も多いようです。
祝い着独特の華やかな絵柄には、男の子は強くたくましく、女の子はやさしく愛らしく、との願いが込められています。

男の子の正式な祝い着

鷹や鶴などめでたい図柄の、のし目模様の着物を着せます。より本格的なものは婚家の家紋を入れることも。

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